ナチュラルインテリアはリラックスできる空間が魅力ですよね。リモートワークなどで在宅時間が増え、ナチュラルインテリアに興味がある方が増えています。一方で何から手をつければいいのかわからない方もいるでしょう。
コツは5つあり、ポイントを押さえればくつろげる空間にできます。家族が集まる広いリビング、一人暮らしの狭い部屋など広さは関係ありません。ナチュラルインテリアにするための方法をご紹介していきます。
目次
ナチュラルインテリアは様々なテイストがある
ナチュラルインテリアは木材などの素材を生かし、くつろげる空間、温もりを感じる空間が特徴です。ナチュラルと聞くと、シンプル一択と思っている方もいるかもしれませんね。
テイストは様々でカントリー調、モダン、ヴィンテージ、アンティーク、カフェ調などがあります。ナチュラルインテリアはテイストによって雰囲気が変わるため、リビングなど部屋ごとに違うタイプにしてもいいでしょう。
ナチュラルインテリアの5つのコツ
ナチュラルインテリアのテイストはいくつかありますが、5つのコツは共通です。できれば全て取り入れた方がいいですが、難しい場合は2つや3つでも構いません。少し取り入れるだけでもナチュラルな雰囲気になります。
ナチュラル素材で温もりを演出
ナチュラルインテリアの要と言えるのが素材で、「木、竹、籐、麻、綿」など自然界にあるものを使うのが基本です。また、ナチュラルな雰囲気と合うレンガを組み合わせてもいいでしょう。
素材を生かしたインテリアは深みがあり、おしゃれで落ち着く空間になります。ただ、部屋の広さによっては、家具のレイアウトや空間の使い方を考えないといけません。
広いリビングなどは畳数が多いためレイアウトパターンが多く、好みの部屋にすることができるでしょう。一方1LDKなどで一人暮らしをしている場合は、インテリアパターンが限られています。
狭い部屋は麻や綿のラグマットを敷く、壁の下半分だけウッド調の壁紙にするなど、ポイントでナチュラル要素を取り入れてもいいでしょう。
色はナチュラルが基本
ナチュラルインテリアは色選びも重要で、定番は膨張色の「ホワイト、アイボリー、ブラウン、ベージュ」などです。無難な色で初心者さんでも挑戦しやすく、ナチュラルな空間にするなら間違いない色と言えるでしょう。
また、膨脹色は狭いリビングなどを広く見せて、奥行きのある空間を作ることができるのもメリットです。
テイストに合わせて茶系や白系以外の色を入れることもできます。コツは「必ず定番カラー（茶系や白系）を入れて、ナチュラルな雰囲気を残す」ことです。例えばモダンナチュラルはグレーやブラック、カントリー調はレッドやオレンジ、ヴィンテージとアンティークはブルーやブラックなどを使いましょう。
暗い色はモダンなナチュラルインテリアになりますが、圧迫感があり空間が狭く見えるのがデメリットです。解決策は暗い色を少なめにして、膨張色や明るい色を多めに取り入れます。
特に狭いリビング、1Kなどの一人暮らしの部屋には最適な方法です。抜け感が出て圧迫感を軽減することができます。
ナチュラル素材の雑貨や小物でおしゃれに
天然素材の雑貨や小物などを置きましょう。「木製の人形やフォトフレーム、籐カゴ、花瓶、モビール（ヒンメリ）など」を飾ると、よりおしゃれなナチュラルインテリアになります。
飾り方がわからない場合は棚全体にナチュラル雑貨や小物を置いたり、素材を統一して一ヵ所にまとめましょう。
小さな雑貨や小物であれば、こじんまりとした一人暮らしの部屋でもスペースを取りません。広いリビングなどは壁を活用して、大小様々な木製フォトフレームに、好きな絵や写真を入れて飾るのも素敵です。
植物でよりナチュラルな空間を作る
「観葉植物、生花、ドライフラワー、フェイクグリーンなど」を飾って、ナチュラルな空間を作ります。飾る植物に決まりはなく、好みに合わせて飾りましょう。
例えば可愛らしいナチュラルインテリアは、生花やドライフラワーなど彩りがある植物が向いています。可愛さを抑えたい時はグリーンを多くして調整しましょう。
広いリビングなどは大きめの観葉植物を床に置いて、インパクトのある空間を作るのも1つの方法です。テーブルやキッチンスペースの一角に植物をいくつか置いて、ナチュラル感をプラスしてもいいでしょう。
一人暮らしなどで部屋が狭い場合は、カーテンレールやハンギングを使って植物を吊るすのもおすすめです。吊るす方法は空間を有効活用できるだけでなく、奥行きを作ることができます。
照明で深みのあるナチュラルに
ナチュラルインテリアに合う「メイン照明と間接照明を設置」して、空間に奥行きや深みを作りましょう。ナチュラルインテリアに合うメイン照明はペンダントライトで、広いリビングはもちろん、こじんまりとした一人暮らしの部屋にも合います。
ペンダントライトの種類はガラス、ビーズ、紙、ホーローなど様々です。アンティークナチュラルやモダンナチュラルなど、インテリアに合わせた照明が見つかるでしょう。
間接照明は空間をスポットで照らしますが、1つの部屋に複数置いてもかまいません。定番の設置場所はテーブルの上や脇、ソファーやベッドサイドなど家具の近くです。広いリビングなどは大きいタイプやデザイン性のある間接照明を床に置いて、アクセントのあるナチュラルインテリアにしてもいいでしょう。
まとめ
ナチュラルインテリアはテイストを決めてから取りかかると、完成イメージがつきやすいです。部屋の印象を決める家具や色選びも絞りやすくなるため、スムーズに進めることができます。好みのナチュラルインテリアでくつろげる空間を作りましょう。
