どんな化粧品を使ってもお肌が荒れる。
すぐかゆくなり、かきむしってしまい、お肌を傷つけてしまう…。
アトピーや敏感肌の人は、いろいろな化粧品を使用するのを諦めている人が多いと思います。
でも「キレイになりたい」「オシャレしたい」と言う気持ちまで諦める必要はありません。
お肌が極端に弱い人も、また、普通に化粧品を使っている人も十分に参考になるので一度検討してみましょう!
人間を清潔にするのに石鹸はいらない
アトピーや敏感肌の人のための「アトピー用石鹸」と言うものがあります。
しかし、一般の物より高価だし、それでも肌が荒れてしまう場合もあります。
いっその事石鹸を使わない事をおススメします。
この方法は芸能人のタモリさんや福山雅治さんもやっている方法で、入浴するのに石鹸を使わずにお湯だけで洗うというものです。
石鹸を使わないなんて汚い!と思うでしょう。
でも、30分湯船にひたって体をゆすぐと体の汚れはほとんど落ちます。
アトピーで体がひどい状態の時は、短い時間、シャワーを浴びるだけでもOK。
むしろ、石鹸で体を洗うと肌のうるおい成分まで洗い流してしまい、体がますます脂分を出そうとします。
悪循環で体はどんどん脂っぽくなってしまいます。
肌が強い人はしっかり石鹸で洗えば良いのですが、肌が弱い人は洗いすぎる事によってどんどん肌を痛めてしまうのです。
石鹸の匂いだけでも…という場合
石鹸で体を洗わないデメリットをあえて挙げるとしたら、石鹸の良い香りが楽しめない事です。
体が清潔でも石鹸の香りが欲しいという場合は、タンスに石鹸を入れておく事をおススメします。
下着はもちろん、シャツやセーターなどをしまってあるタンスに石鹸をいくつか入れておくといいでしょう。
洗濯洗剤に花の香りがする物もありますが、タンスに入れている間に香りは薄れてしまいます。
未使用の石鹸なら衣服と一緒に入れておく事もできますので、香りも少し長い時間をかけて定着します。
化粧水も乳液も使わない
素肌のお手入れは保湿が大切だと認識している人が多いと思います。
確かに、刺激をあまり感じない肌の人はたっぷり化粧水で潤して乳液で閉じ込める方法は有効です。
しかし、化粧水や乳液は洗顔の必要があります。
実は、肌は洗顔の時に洗い過ぎで荒れてしまうのです。
そして、常に外部から補って保湿をする事によって、肌が甘えてしまい、体の中から出すうるおい成分の分泌を減らしてしまいます。
入浴時に石鹸を使わない方がいい事と同じです。
アトピーや敏感肌の人に関しては、できれば石鹸や洗顔フォームでゴシゴシ洗いをしなくていい肌の環境を作る事が大切です。
肌を傷つけないメイク
洗顔フォームで顔をゴシゴシ粗いしなくて済むメイクなどあるのでしょうか?
基本的に下地ファンデーションは毛穴をふさぎ、お湯だけの洗浄では落とすのが難しいのです。
そこでおススメは100%無添加の粉ファンデーション、もしくはフェイスパウダーのみをつける方法です。
本来、粉ファンデーションやフェイスパウダーは、リキットファンデーションの上に塗り重ねる物ですが、下地は何もつけずに直接つけても、ある程度素肌を隠す事は可能。
ただし、無添加の物はカバー力も弱く、驚く程肌をキレイに見せる事がなかなかできません。
紫外線から守ることも期待できないので、日傘や帽子などの紫外線対策は必要です。
スキンケアはぬるま湯でこすらないようにしっかりと洗い流す事。
それでもお肌が荒れたりかゆくなったりする場合は使用を中止しましょう。
眉をしっかり整える
ファンデーションでお肌のシミやくすみを隠す事は難しくても、眉毛はしっかり整える事はできます。
まず、余分な眉の毛はカット。
そして、足らない部分を極力少なく補うようにアイブローを使います。
やはり、無添加の物が良いですがペンシルタイプで芯の堅い物は要注意。
なるべく、軽くつけるだけでしっかり色がつく物を選びましょう。
眉は顔の額縁とも言われます。
眉を整えるだけでかなり印象は変わるのです。
そして眉の強さに合わせて口紅を選びましょう。
眉と唇の強弱のバランスが取れていれば、よほどでない限りは肌のくすみは目立ちません。
あと、まつ毛の量が多い人はマスカラをつけずにビューラーでまつ毛を上げるだけでかなり印象が違ってきます。