年齢に応じたエイジングケアには活性酸素を除去できる生活を!

だんだんと寒くなり乾燥する季節がやってきましたが、季節や年齢を問わず肌が乾燥することで悩みを抱えてはいませんか?
乾燥だけでなく、肌にシミやしわなどができると実年齢よりも老けて見えてしまうため、化粧品など外側からのケアだけでなく内側からのケアも大切です。




 

活性酸素のイメージ「活発な良い酸素」は間違い?

名称からイメージすると、「活性化させる酸素」でカラダに良さそうと思うかもしれません。
もともと活性酸素はカラダに必要なもので、細菌やウイルスが体内に侵入した時には撃退する役目を担っています。
しかし必要量より増えすぎると、正常な細胞や遺伝子まで攻撃してしまいカラダに悪影響を及ぼしてしまいます。

 

肌老化の原因は活性酸素かもしれない?

活性酸素が体内を転がりまわって次々と細胞に損傷を与え病気を広げると、カラダはサビついて老化を早め、様々な疾患を引き起こします。
肌についても例外ではなく、アトピー性皮膚炎やシミ、シワの原因となり、老化のスピードを早め、肌老化を引き起こす真犯人だとも考えられています。

 

活性酸素は呼吸以外でも大量発生してしまう!

活性酸素は呼吸以外にも、紫外線を浴びたり加工食品を食べたり、他には排気ガスや大気汚染、アルコール、タバコ、ストレスなどが原因でも発生します。
これほど多くの発生源が身近にあると、完全に遮断することはできないと思うかもしれませんが、人のカラダは酸化を防止する機能もしっかり備わっています。

 

体内で働く抗酸化物質

例えば酵素やたんぱく質、ビタミンなど色々なサビ止め物質が体内で待機しており、余分な活性酸素が発生した時に消していってくれます。




 

40代の皮膚の乾燥やかゆみは女性ホルモンのゆらぎも関係している?

しかし更年期を迎えた女性の場合は要注意で、女性ホルモンの急減で自律神経が乱れ、活性酸素を増加させてしまいます。
更年期世代の女性はゆらぎ世代と言われる世代で、女性ホルモンのリズムが乱れによりイライラやほてり、肩こりや関節痛など色々な体調不良だけでなく、肌の乾燥やシワ、かゆみ、髪のツヤなど外見的にも影響があらわれます。
日常生活で発生する活性酸素に加え、さらに大量の活性酸素を発生させてしまうと、肌はダブルでダメージを受けてしまうことになるでしょう。




 

年齢に応じたエイジングケアには活性酸素を除去できる生活を!

以上のことからできるだけ活性酸素を大量発生させない生活を送る工夫、そして活性酸素を除去できる抗酸化物質を多く作れるようにするための食生活が大切になります。
抗酸化能力を高めるのはビタミンCやビタミンE、そして亜鉛やセレンなどのミネラル、さらにポリフェノールやカロテノイドなど野菜やお茶などに含まれる成分などがあります。これらを多く含む食品を積極的に摂るようにしましょう。
また、紫外線の浴び過ぎや急激な運動は避け、ストレスを溜めこまないようにしっかり睡眠を取るといったことも必要です。過度の飲酒や喫煙なども改善させることが必要です。

体のサビを進行させないために、化粧品など外側からだけでなく内側からもしっかりアプローチして、年齢に応じたエイジングケアをしていきましょう!