マスクで「シミ」や「肝斑」が増える?!濃くさせないための対策4選

大人の女性の肌トラブルとして、悩ましいものといえば「シミ」や「肝斑(そばかす)」ですよね。紫外線や肌乾燥、老化、女性ホルモンの変化などが作用しているシミ・肝斑ですが、マスク生活を続けているうちに「以前よりシミが濃くなった気がする」と嘆く女性たちも増えているのだとか……! シミ・肝斑などの色素沈着は放っておくと、どんどん濃くなってしまうため、早めの対策が大切です。そこで今回は、マスクにより濃くなったシミ・肝斑を改善するための対策をチェックしてみましょう!




マスク生活でシミが濃くなる女性が増えている?!

「もともとシミができやすい体質なのですが、マスク生活を続けていて、気になる部分のシミが濃くなったと感じます。肝斑(そばかす)のような小さい点々もできてきて、このまま濃くなってしまうのが怖い!」(30代女性)

「マスクで紫外線に当たらないからと油断していたら、頬のシミが濃くなってきました! 隠れている部分なのになぜ……?」(40代女性)

マスクをしていれば、紫外線に直接当たらないから大丈夫! と思いきや、マスク生活を続けているうちにシミが濃くなったと感じる女性が増えています。でも一体なぜ、マスクによってシミ・肝斑が濃くなってしまうのでしょうか?




マスクでシミ・肝斑が濃くなる理由

マスクによってシミ・肝斑が濃くなってしまうのはなぜ? しっかりと対策をするために、まずはそのメカニズムをチェックしてみましょう!

マスクによる摩擦で炎症

呼吸の呼気で肌がふやける

細胞間脂質(保湿成分)が流れ出す

バリア機能が低下

水分が保持できず肌が乾燥

というマイナスのループから肝斑・シミなどのトラブルが起こりやすくなると言われています! 毎日のようにマスク生活をしていると、シミ・肝斑だけではなく、全ての肌トラブルを引き起こす原因にもつながるというわけなのです。

マスクによるシミ・肝斑をこれ以上濃くしないために! 早速、対策を始めましょう!

対策1:肌に優しい素材のマスクを選ぶ!

マスクによる摩擦が肌に刺激と炎症を与えることで、シミ・肝斑は濃くなりやすい状態になります! マスク選びを見直して、できるだけ肌にダメージを与えないようにケアを。シルク素材のマスク、コットン素材など、柔らかくて肌なじみが良いマスクを選ぶことが大切だと言われています。

また呼吸をしていて「苦しい」と感じるマスクは、肌を呼気でふやかせる可能性が高いので、呼吸がラクなもの、通気性が良いものを選ぶこともポイントです!

対策2:乳液を使ってバリア機能低下を防ごう!

マスクによって肌の潤いが奪われることもあります。乾燥ダメージは肌を外的要因・内的要因から守る「バリア機能」を低下させてしまいます。そのため、摩擦や紫外線ダメージなどに弱くなり、シミ・肝斑が濃くなる原因に!

肌のバリア機能低下を予防するためには「乳液」を使って、ケアをしてあげることもオススメです。長時間マスクをつけている時は、コットンに乳液をとって、マスク内の肌をふっと優しく拭き取ります。乳液の油分は余分なお化粧を取りながら、肌に潤いを与えてバリアを張って、マスクによるダメージから肌を守ってくれます。メイクが落ちないように、コットンに乳液を広げて、そっと上から抑えるイメージです。

マスクをしていない時の普段のスキンケアも、化粧水・美容液・乳液で保湿をしっかり行ってバリア機能を低下させないようにしましょう!

対策3:サプリメント・食事で工夫を!

美容皮膚科でも処方されている肝斑・シミ治療の「トラネキサム酸」と「ビタミンC」などのサプリメントを飲むことで、肝斑やシミの元メラニンの生成を抑制する効果があると言われています! 市販のものもあるので、ご自身に合うものを見つけて体の内側からシミ・肝斑の対策をすることもオススメです。

抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンE、βカロチン(ビタミンA)、メラニン色素の沈着を抑制するL-システイン、新陳代謝を促進するビタミンB2などを意識してとることが推奨されています!

キウイ

抗酸化作用のあるビタミンCが1個当たりレモンより多いキウイ。ビタミンEも豊富に含まれていて、手軽に食べられるのでオススメです。

トマト

シミ・肝斑のもとメラニン色素を作る酵素チロシナーゼの働きを抑えるリコピンが豊富に含まれています! リコピンは加熱しても失われないので、トマト缶やトマトピューレからもリコピンを摂取できると言われています。

カボチャ

抗酸化作用が高いビタミンCが多く含まれています! また同じく抗酸化作用のあるビタミンE、βカロチン(ビタミンA)も摂取できます。

抗酸化作用が高くて、シミ・肝斑のもとメラニン色素の生成を抑えるアスタキサンチンが豊富に含まれています。

玄米

ビタミンやミネラルが豊富に含まれていて、メラニンの排出を促す作用が。メラニン色素を作るチロシナーゼの働きを抑えるフェルラ酸も多く含まれています!

対策4:ストレス対策も忘れずに!

シミ・肝斑は「ストレス」と深い関係があると言われています! ストレスによってホルモンバランスが崩れると、バリア機能が乱れて、シミ・肝斑などの色素沈着が悪化することもあります。それだけではなく、肌荒れや肌老化の原因にもなるので気をつけたいですね。深呼吸をする、好きな香りを嗅ぐ、体を動かす、ゆっくり入浴、何もしない時間を作るなど、自分に合うストレス解消法を意識してみましょう!




まとめ

マスクによる肌ダメージは想像以上に大きいものです。まだまだ続くマスク生活。これらの対策を意識しながら「シミ・肝斑」など肌トラブルを増やさないようにしたいですね!