パンパスグラスインテリアで映える部屋に~種類・色・選び方編~

パンパスグラスインテリアをご存知でしょうか?多年草の植物でウエディングブーケやウエルカムボードなどでよく使われています。結婚式を挙げた方や出席した方は、目にしたことがあるかもしれませんね。

パンパスグラスは他の植物にない魅力があり、インテリア需要が高まっています。種類や色、選び方などをチェックして、おしゃれで映える部屋にアップグレードしましょう。




パンパスグラスインテリアにする人が急増!パンパスって何?

パンパスグラスはインテリアがおしゃれになる、可愛らしいなどと言われ注目されています。シンプルながらも華やかさがあるため、インテリアにする方が増えたのもかもしれませんね。

パンパスグラスは1m~3mほどの高さになり、大きいものは「お化けススキ」と呼ばれていた時代もありました。見た目はススキに似ており、違いがわかりにくい方もいるでしょう。両者の違いは先端部分を見るとわかります。パンパスグラスは花穂にボリュームがあり肉厚な印象、ススキは透け感がありボリュームがありません。

両者は同じイネ科ですが別種で、パンパスグラスはシロガネヨシ属、ススキはススキ属です。ススキとの区別がつきにくのはイネ科で近い存在だからでしょう。




パンパスグラスをインテリアにするなら種類や色を知ろう

パンパスグラスは約20種あり、大きく生長するため地植え栽培が基本です。パンパスインテリアの定番は「班入り」、「ホワイトフェザー」、「ピンクフェザー」などがあります。

■班入り:パンパスグラスの中では約1mとコンパクトなタイプで、葉の白い線が特徴です。

■ホワイトフェザー:まるで羽のようにフワフワしており、白い花穂を付けます。

■ピンクフェザー:風合いはホワイトフェザーと同じですが、花穂は淡いピンクで可愛らしいです。

フェイクパンパスは色が豊富

パンパスグラスは人工的に色付けしたタイプもあり、天然にこだわらない方はフェイクをインテリアにしてもいいでしょう。例えばブルー、オレンジ、ワインレッド、イエロー、グレー、グラデーションなど、鮮やかな発色やくすみカラーなどがあります。




パンパスグラスインテリアの人気の理由

 
今でこそパンパスインテリアは定着していますが、以前は結婚式や活け花などで使われる植物として有名でした。なぜ、パンパスグラスはインテリアとして人気があるのでしょうか?4つの理由を見ていきましょう。

和室や洋室など部屋のタイプを選ばない

パンパスグラスがインテリとして人気があるのは、部屋のタイプを問わず合わせやすいからです。和風や洋風はもちろん、エスニックやアジアンな部屋に飾っても馴染みます。シンプルな見た目と豊富なカラーが強みで、ボリュームやカラーでアクセントを付けることができるのも魅力の一つです。

花瓶などに入れるだけ映える

パンパスグラスは見た目がシンプルだからこそ、花瓶などの入れ物も映えます。また、花瓶に入れるだけおしゃれに見える手軽さや、簡単にインテリアのおしゃれ度がアップするのも人気がある理由です。パンパスグラスだけを楽しみたい、スッキリさせたい方はあえて花瓶を使わず、床や畳などの上に直置きする方法もあります。

玄関やトイレなど省スペースにも置きやすい

パンパスグラスはコンパクトサイズもあり、場所を選びにくいのもメリットです。トイレ、玄関、階段の一角、テーブルの上など、狭い場所でも飾ることができます。省スペースであれば少しだけ試してみたい方や、レイアウトが苦手な方でも挑戦しやすいですよね。

アレンジして好みのインテリアを楽しむ

パンパスグラスはアレンジしやすく、可愛い系やクール系など好みに合わせたインテリアを楽しむことができます。様々な色を数本まとめたカラーミックス、バラなどのドライフラワーと一緒にまとめる、スワッグにして壁に飾るなどアレンジも多様です。




パンパスグラスインテリアは切り花・ドライ・フェイクがある


パンパスグラスインテリアは切り花、ドライフラワー、フェイクフラワーがあります。切り花は水が必要ですが、手入れが楽なのはドライフラワーやフェイクフラワーです。3つは手入れ以外にも差があるため、それぞれの特徴など見てみましょう。

切り花は水交換や茎の腐敗チェックが必要

切り花の魅力は自然界にある雰囲気やフレッシュさ、発色の良さと水々しさも魅力ですよね。パンパスグラスの切り花をできるだけ長持ちさせるためには、定期的な水交換や茎のチェックが必要です。茎の切り口部分は腐りやすく、時々チェックして腐っている場合は剪定しましょう。

ドライフラワーは自作するか完成品を購入する

ドライフラワーにすると発色が悪くなる植物もありますが、パンパスグラスは乾燥させても色はほぼ変わりません。パンパスグラスのドライフラワーは切り花を購入して乾燥させるか、乾燥済みのものを購入しましょう。

自作のドライフラワーは乾燥させるまで手入れが必要です。茎の腐敗チェック後、風通しがいい場所に置いてしっかり水分を飛ばしましょう。パンパスグラスは重みがあるため、吊るして乾燥させなくても問題ありません。穂に水分が残っているとカビが生えやすく、完全に水分を飛ばすのがコツです。

フェイクフラワーは虫が付きにくい

虫が苦手な方はフェイクのパンパスグラスを選ぶといいでしょう。切り花やドライフラワーは虫が付きやすいですが、フェイクは虫が付きにくいです。また、本物のパンパスグラスのように美しく、クオリティーが高い商品が目立ちます。




まとめ

パンパスグラスインテリアはネット通販や花屋で購入可能です。切り花を飾る方もいますが、長期間楽しむ場合はドライフラワーやフェイクフラワーが向いています。玄関や部屋に飾って、おしゃれで映えるインテリアにしましょう。