恋人の束縛はどこから?男女で違う束縛のボーダーとは

どんなに仲のいいカップルでも、恋人の言動や行動に不安を感じることも多少はあるのではないでしょうか?
最初のうちは彼や彼女のことが心配という理由で監視をしていたつもりが、気が付けば束縛になっているケースもあります。
少しの束縛は愛情などを感じますが、度が過ぎると鬱陶しさが強くなるのです。
今回は恋愛での永遠のテーマ「束縛のボーダー」について解説します。




よくある嫌な束縛

恋愛の中で、よくある嫌な束縛を4つ紹介します。

異性との1対1の外出を禁止

恋人が他の異性と会うことを心配する人も少なからずいます。
「彼(彼女)がいるのに、ほかの異性と2人にならないで」程度なら理解を示す人もいます。
しかし、昔からの異性の友人から相談を受けたり、仕事上で異性の同僚などと動くことまで浮気などと思われると「束縛」と感じてしまいやすいでしょう。

連絡の催促

会えない時に恋人の動向を知りたがる気持ちは分かります。
安心させようと正直に予定を伝えたにも関わらず、「何時に帰ってくるの?」「30分置きにどこで何してるか連絡ね」というルールをつけられると、
とても窮屈に感じられます。恋人に安心してもらって自分の時間を楽しみたいのが理想のはずなのに、いちいち干渉されると嘘の予定を入れて羽を伸ばしにくくなります。
また、仕事などで忙しい時や接待の最中にまで連絡の催促をされれば、面倒臭いと感じるでしょう。

人間関係の制限

恋人がいるにも関わらず、出会いのある場所へいくのをやめてというのは分かりますが、既にある人間関係にまで口を出すのはいかがなものかと思います。
交際がスタートした瞬間に「自分以外の異性との関係を断ってほしい」というあり得ないオーダーをしてくる人もいるのです。
恋人になればなんでも許されるわけではありませんし、恋人はモノではありません。
「自分の人間関係を失ってまで付き合う価値も意味もない」と束縛する方がフラれるかもしれません。

行動の制限

交際をすればどうしても行動の制限が出てしまいます。
例えば、
・ホストやキャバクラなど異性と飲む店に行くこと
・風俗などに通うこと

これらは、恋人が出来た瞬間に自然にピタッと辞める人もいます。
しかしこれ以上に行動を縛ってくるケースがあります。
友人と旅行へ行くことや飲み会に参加する上で、同性しかいないと何度説明しても「他の女(男)と一緒なのでは?」「嘘をついて実は浮気しているんじゃないの?」
と疑心暗鬼になり恋人の行動を制限するようになったらアウトです。
さらに、恋人が恋人の友達と遊びに行くのに、彼女や彼氏が毎回ついてきて監視するということまでする人もいます。
「そんなに私(俺)を信用できないのか」と感じ、ある日突然、別れを告げられるかもしれません。




なぜ束縛をするのか

束縛をする原因は、束縛をする側とされる側で2パターンあります。
先に束縛をする側の理由から見てみましょう。

・過去に隠れて浮気をされたことがある
・極度のかまってちゃん
・自分に自信がない
・恋人に依存しやすい(重い恋愛傾向)

大きくはこのような理由があります。
本人の性格やこれまでの恋愛が原因で強い束縛をするので、交際前にきちんとルールを決めておき、交際がスタートした後も話し合いをする必要があるでしょう。
反対に束縛をされるのは、される側に原因があることも。

交際中に浮気をした

・マッチングアプリを使用していた
・合コンなどの出会いのある場所へ足を運んでいた

このようなことがあれば、信用がないためGPSなどで監視されたり、定期的にLINEなどのチェックが入ってしまうのは仕方がないことです。
自分の信用を取り戻すまでは、当分の間恋人の監視は続くでしょう。




束縛が酷い恋人への対処方

付き合っている相手からの束縛がきつすぎる時に、効果的な対処方法を紹介します。

束縛し返す

相手を縛っている方は、縛られている側がどれだけ負担になっているか分かりませんので、「俺(私)以外の異性と連絡取らないで」
「会社の飲み会とかいって、浮気相手と会うんじゃないの?」と一度束縛し返すというのも効果的です。
自分が相手にしている束縛ルールを押し付けることで、「これ…無理だわ」と気づく場合もあります。
もし相手がルールを破ったら自分も異性と連絡を取れば、束縛から抜け出すことができるかもしれません。

共通の友人などを交えて話し合う

2人だけの話し合いだけで解決しない場合は第三者を交えて話し合うこともありです。
例えば彼女の友人から「その束縛、ちょっと度が過ぎない?」と指摘されて恥ずかしくなるかもしれません。
逆に彼の友人から「お前、前の彼女との交際も、お前の束縛が原因で別れたよな。同じこと繰り返すの?」と言われれば、
その場で束縛をやめてくれるかもしれません。
客観的な視点で判断してもらうことで、問題をスムーズに解決させることができるでしょう。




まとめ

恋人を心配し、束縛をすることは「相手のことが好きだから」「愛情表現なの」という人もいますが、縛られる方からすれば「あなたのトラウマを押し付けないで」と
言われてしまうに違いないです。束縛は度を超すと、それだけで別れの原因になりますから程々にしてください。