最近耳にするようになった“事実カップル”とはお互いに好き同士だけど付き合う約束をしないというカップルを指します。
事実婚のように、お互いに結婚の意思があって同居をしているのともちょっと違います。
そして事実カップルは「付き合いましょう」と告白もしませんが、同棲やセックスもします。
友達以上恋人未満でも、恋人でもなく、セフレでもないという曖昧な関係です。
なんとなく居心地がいいようにも感じますが、そこにはメリットとデメリットがあります。
事実カップルとして一緒に居たい人がいるなら、一度この記事を読んで自分に合った付き合い方なのか考えてみましょう。
目次
事実カップルのメリット
まずは事実カップルの関係ではどのようなメリットがあるのかお話します。
別れがこない
普通の交際なら別れが訪れるか、結婚に進むかになります。
事実カップルには別れがくることなければ、結婚に進むこともほぼありません。
ややこしいですが、事実カップルはそもそも交際という形で一緒にいるわけではないため、別れと
いうものがないのです。
強いてあるとすれば“自然消滅”くらいでしょうか。
失恋が怖い人には、事実カップルはとても理想的な関係と言えると思います。
不満が溜まりにくい
事実カップルのメリット２つ目は不満が溜まりにくいことです。
正式に交際していれば、相手に求めすぎたりすることがあげられます。
しかし、事実カップルなら、きちんと交際をしてないのでお互いを求めすぎることがありません。
適度な距離感で恋愛関係を続けられるので、居心地がいいと思う人が多い傾向があるようです。
浮気などで喧嘩にならない
事実カップルは普通の恋愛のような交際をしていないため、お互いに好きな異性とデートができたり、複数の恋人がいても「付き合わないで」ということができません。
「恋人気分を味わいながら、他の異性とも遊んでみたい」という良いとこどりをしたい人に向いています。
事実カップルのデメリット
メリットがあればデメリットもあります。
事実カップルにはどのようなデメリットが起こるのか解説します。
都合のいい相手扱いされる
事実カップルのデメリット、1つ目は都合のいい相手にされる可能性です。
「付き合っていないけど、お互い好き同士で愛し合っている」といった曖昧な関係なので、自分は事実カップルと思っていても、
相手にとっては都合のいい存在となる可能性があります。
事実カップルは楽な分、相手に利用されることもあることを頭の中に入れておきましょう。
他の人と付き合うことになれば後悔することも…
事実カップルは恋人関係ではないため、相手が他に恋愛感情を持てる人を見つけて交際しても、責めることはできません。
相手に本命の相手ができれば、あっさり捨てられる可能性もあります。
事実カップルは「付き合っておけば良かった」と後悔することもあるので、将来を考えられる相手なら思い切って告白してみるのもありです。
事実カップルを長く続けるには
一緒にいて楽なのが事実カップルですが、長く続けるには丁度いい関係を上手に維持している必要があります。
マメに連絡を取り合う
好きな相手と事実カップルを続けるなら、マメに連絡を取ることです。
なんとなくでもいいので、連絡を取り合える状態になっておくと、居心地の良さを感じてくれます。
雑談でも愚痴でも相談でも、なんでも言い合える関係になっておくといいでしょう。
メッセージだけでなく、たまに電話でやり取りすると、相手との親密度が高まりますよ。
肉体関係を持つ
事実カップルは、プラトニック、肉体関係を持たない関係のまま進むカップルも多いです。
できるだけ長く関係を続けるには、持っておいた方がいいですが、加減をしておかないと「セフレ」などの都合の相手として扱われる可能性もあります。
もちろん肉体関係だけでなく、デートも定期的にすることで関係を長く続けやすくなるでしょう。
お互い干渉しあわない
長く事実カップルをしていくなら、お互いのプライベートに干渉しすぎないことです。
お互いに、正式な交際をしているのならある程度干渉しても構いませんが、事実カップルは「付き合ってはいない」ため、相手が異性と会っていようが、
どこで何をしていようが口出しをすることは、良いとは言えません。
お互いに丁度いい距離感だからこそ、事実カップルは続いていくので長く一緒にいたいのなら、相手を干渉しすぎないようにしましょう。
まとめ
事実カップルは正式に付き合っているわけではないので、“キープ”扱いにもならないので、ある意味心地よく、お互いに丁度いい関係でいられます。
その反面、曖昧な関係のため、一喜一憂しやすくなるでしょう。
本気で好きな相手ができたら、ダラダラと事実カップルを続けるのではなく、思い切って告白してみるのもありです。
自分にとってどのような交際の仕方が合うのか、どんな恋愛を望んでいるのか考えるきっかけにしてみませんか。
