はじめのうはただの仲良しでも、付き合っていくうちに苦しくなることってありませんか?
一緒にいるのは問題ないけど、何かがおかしい・・・。
もしかしたら、共依存恋愛かもしれません。
共依存はお互いに依存しあっている関係で、そこに恋愛も混ざってしまい放置しておくととっても危ないんです。
今回は共依存恋愛の危険性、共依存恋愛の克服方法について解説します。
目次
共依存状態での恋愛が危険な理由
共依存という言葉を聞いたことがある人もいると思います。
依存している相手がいなくなると、自分がこの世に存在している意味が分からなくなってしまいます。
恋愛依存なら恋愛をしていないと自分の存在価値などが分からなくなりますよね。
それの人間版のようなもので、これが悪化すると自分が死ぬことを考えたり、2人の仲を邪魔する人間を排除しようとするのです。
付き合いたてはラブラブしているので、毎日いてもいいって思います。
しかし、半年1年以上経ってもべったりな関係が続いているようなら非常に危険な関係性といえます。
改善しないと、お互いのことが窮屈になりネガティブにしか捉えらえなくなるでしょう。
共依存恋愛の特徴
「いつも仲良しな関係で羨ましい!!」と見る人もいるかもしれません。
共依存な恋愛になると、周りから見てもおかしなことばかり。
こんなことがあったら、危ない2人と言えるでしょう。
基本的にパートナー優先
生きていく上で優先順位というものがありますが、いつもパートナーが最優先というわけではありません。
仕事や友人、家族を優先することもありますよね。
しかし、共依存関係では常にパートナーが優先なので仕事があろうが、友人や家族との約束もすっぽかす可能性があります。
先に家族との約束があっても、パートナーから声がかかればドタキャンも平気でします。
何があっても恋人であるパートナーが優先になるので、この時点で異常とも言えます。
相手がいないと生活が困難になる
恋愛をしていれば喧嘩になることもあれば、そのまま別れてしまうこともあります。
共依存状態になると片方が欠けると生きていけなくなるのです。
体調不良が起こったり、薬を大量服薬して死のうとする行動を取ります。
依存関係が酷くなるほど、お互いの関係が悪くならないように本音も言わず、上っ面だけの信用・信頼関係で過ごしていますね。
本当の意味でお互いを支え合い愛し合う関係になれることがないのも、共依存恋愛の特徴と言えます。
パートナー以外の人を平気で傷つける
恋に盲目といいますが、共依存恋愛をしている人は、基本的にパートナー優先なので友人と会う約束があっても、その日にパートナーとの約束が入ればそちらを優先します。
交際や結婚になって親から反対されても無視して突っ走ってしまうのです。
また、自分たちの関係性に意見しようとする相手、邪魔だと思う人は例え長年の付き合いのある親友でも平気で切り捨てます。
2人の仲を裂こうとする人間は全員敵という心理が働き、気が付けば本当に周りに誰もいない状態になってしまうのです。
共依存恋愛を克服するには?
危険な恋を正常だと思って続けていると、必ず後悔するときがきます。
ただくっついて、自分たちだけの世界で生きることは恋愛とは言えません。
そして、共依存関係が続けば必ずどちらかが潰れる時がきます。
悲しい結末を迎える前に少しずつ改善していく必要があります。
ひとりの時間を少しずつ作る
本当なら自分ひとりの時間を作るのがいいのですが、これはかなり難易度が高いんです。
まずは「お互いがいない時間を恐れない自分」を作るところからはじめましょう。
ただし、これも“お互いの関係が当たり前”となってしまっては意味がありません。
自分たちの関係が苦しいと感じたらそこから自己分析をはじめ、専門家や友人に頼りながら少しずつ1人の時間を作るようにしてください。
「パートナー以外と過ごす時間」を少しずつ増やすことで、本来の恋愛に近づくことができるでしょう。
環境をガラッと変える工夫も必要
気持ちだけで克服使用と思っても難しいものです。
共依存恋愛が生まれやすい環境は同棲カップルなんですよ。
一緒に住むことをやめるくらい大きく環境を変えないとはじまりません。
同棲をしていないのなら「連絡はデートの約束の時のみ」「近況報告は1日2回まで」などとルールを決めてやっていく方が効果的です。
コロナで一緒に居る時間が長いのも注意
同棲カップル限定になりますが、昨年からのコロナの影響でお互いテレワークになり一緒に居る時間が長くなり気が付いたら共依存恋愛・・・というケースもあります。
べったりな関係は精神衛生上よくありませんから、時々どちらかがコアワーキングスペースを使って外で仕事をして、依存関係にならない対策を取ることもポイントです。
まとめ
恋愛の中で危険と言われる共依存恋愛。
最初は一緒にいるのが心地よくても、必ず精神的にしんどくなる時がきます。
どちらかに依存されてしまうと、そのまま流されて共依存化することもあります。
「ちょっと変だな」と感じたら周りの人に相談し助けを求めてみるのもありですね。
