仮面カップルとは?仲が良いようで実は悪い?


仮面夫婦ならぬ、仮面カップルが存在していることは知っていますか?
言葉として登場しなかっただけで、意外と身近にいたりするものです。
実際は仲良しに見えても、そこまで仲良くないというカップルを仮面カップルといいます。
この記事では仮面カップルになってしまう原因など、仮面カップルとはどんなものか解説します。




仮面カップルの特徴

仮面カップルには共通点がいくつかあります。
もし、こんなことがあったら仮面カップルかもしれません。

怒られないように嘘をつく

何かするとき、つい恋人に嘘を言っているなら、仮面カップルかもしれません。
遊びに行くときも、本当の予定を言わずに寝ていることにしたり、ショッピングに行って本当に買ったものを言わなかったりしていませんか?
本当に相手のことが好きで、深い関係になりたいなら、嘘をつくという行動はしないものです。
ですが、このタイプの場合は、本人の性格やこれまでの恋愛が大きく関わっていることがあります。

素の自分が出せない

交際が長いにも関わらず、素の自分が出せないのは仲良しのカップルとは言えません。
等身大でない自分のまま交際を続けることは、しんどいだけで、本当に幸せな恋愛とは言い難いでしょう。

衝突(喧嘩)を避ける

喧嘩を全くしないカップルは仲がいいというわけではありません。
納得いかないことがあっても、我慢しつづけ衝突を避けているだけにすぎないのです。
お互いを知る機会がないので、カップルとして成長することもないでしょう。
喧嘩をしたり、本音でお互いの気持ちをぶつけることも必要です。




仮面カップルになってしまう原因

相手に心を隠してカップルを続けるには理由や原因があります。

過去の恋愛のトラウマ

相手に嘘をついたり、心を開かないのは過去の恋愛がトラウマになっている可能性があります。
過去に交際した恋人から、何かと怒られたり否定されることが多いと「相手のことは好きだけど…怒られたくないから合わせておこう」「都合のいい返事だけしよう」という思考になりがちです。

相手の浮気を知ったから

今まで仲良しだったのに、急に恋人が本音を言わなくなったり他人行儀になってしまうのは、相手の浮気を知ってしまったことが原因かもしれません。
「私(僕)に隠れて浮気をしていたんだから…もういいや」「次の相手が見つかるまでのキープでいっか」となり、仮面カップルになってしまうのです。

見た目や顔がいいから付き合ってる

最初から容姿や顔がよくて付き合っていると、心を開かず仮面のまま交際を続けるケースがあります。
性格はどうでもよく、美女やイケメンならOKという人は心を閉ざし、良い恋人を演じるのです。

財布にできるから

ヒモ体質な人に多い傾向ですが、ヒモにしてくれる相手の気分を損ねないように、自分の気持ちや感情を抑えて相手に合わせる人がいます。
相手が優しすぎたり、なんでもOKしてくれて、自分より相手の思考などを徹底して優先します。




仮面カップルは長続きする?


正直言って、仮面カップルは長続きしないパターンが多いです。
心の繋がりというよりも、利害関係のもとで交際をしているため、どちらかに損が生じればすぐに別れがやってくるでしょう。
逆に長続きするカップルもいますが、よほど特殊な関係でもなければ続くことはないと思います。
実際に仮面カップルをして続いたケースと別れたケースを紹介します。

「見た目が可愛くとても美人だったので、僕から猛烈アタックをした後、交際がスタートしました。でも、付き合って半年近く経って、性格がとてもキツく自己中な人ってことが分かりました。友人と合わせれば「美人で可愛い彼女で羨ましい」と言われ嬉しいですが、やっぱり性格ブスは無理なので、次の彼女が見つかったら別れようと思います」(24歳・男性・会社員)

「お互いに親から結婚を急かされるのが嫌というのが一致し、親を誤魔化すために仮面カップルをはじめたのがきっかけ。仮面カップルをはじめて2年が経ちますが、お互いのことにほとんど興味はありません。どっちが真剣に交際する相手が見つかるまでは付き合います」(32歳・女性・アルバイト)

「最初は優しい彼氏だなと思ったら、かなり気が強くて私のいう事をかなり否定してきます。何を言っても言い返されるので、こっちから何も言わなくなりました。そのかわりデート代を全部出してくれたり、プレゼントとか買ってくれるので、交際を続けています。内緒でもう1人彼氏がいるので、頃合いを見てさよならします」(21歳・女性・大学生)




まとめ

仮面カップルは恋愛をする上で、決していい関係とは言えません。
どこか寂しいような、中身がないような微妙な関係が続きます。
本気で恋愛をするなら、喧嘩などや面倒なことが起こっても、きちんと相手と向かい合うことです。
結婚まで見据えた相手なら、なおさら真剣にコミュニケーションを取ることが必要です。