大人になってからの“付き合う”の意味は?関係性やきっかけを解説

高校生や大学生の恋愛とは違い、大人になるとまた付き合い方やその意味が変わってきます。
社会人となると、男女の関わり方も変わってくるもの。
筆者も学生時代よりも、大人になってからの方が恋愛に迷いや悩みが増えたような気がします。
また大人になると付き合う相手に現実的な理想を持つようになります。
大人になると、どのような関係性を求め、どのようなきっかけで付き合いに発展するのか解説します。




大人の付き合うの意味は?

大人の付き合うという意味を「体の関係?」と思ってしまう人もいますがそんなことはありません。
それはセフレかパパ活の方になってしまいます。
ここでは真面目な大人の恋愛において付き合うという意味を解説していきますね。

将来を見据えた関係

将来を見据えた関係は大人の恋愛では重視される点と言えます。
高校生や学生時代の頃は「一緒にいて楽しい」という気持ちが強いですよね。
お互いのことは好きで将来まで考えず、純粋に恋愛を楽しんでいる時期でもあります。
大人になると恋愛でも長い目で「結婚相手として相応しいのか」「一緒にいて成長できる間柄になれるのか」という現実的な視点で相手を選ぶようになります。
特に20代半ばから後半にかけて周りの同級生が結婚ラッシュになると、楽しい恋愛よりも将来を見て物事を考え、付き合うことも慎重になりやすいもの。
結婚や何かしらの形で長く関わることが難しいと判断すれば、好きな気持ちはあっても別れてしまうこともありますね。

気が付いたら交際が始まっていた

10代から20代前半までの恋は、少女漫画に出てくるような恋や「あいのり」のような恋愛を思い浮かべる人もいるのではないかと思います。
言葉で「付き合ってください」と言われ交際がスタートする流れが若い人の間では一般的。
しかし、大人の付き合い方になると必ず告白があるわけではないんです。
デートへ何度か行ったり、体の関係を持つことで雰囲気でお互いの気持ちを確かめ合う。
また、「告白する方もされる方も恥ずかしい」「告白してフラれたらどうしよう」とこんな気持ちから敢えて告白をしない人もいます。
とはいえ、気持ちを伝えず交際をはじめると、「キープなのかな」と不安に思ったりすることもあるんでしょう。
長くお付き合いをしていくのなら、きちんと告白をすることも大切です。




大人の理想の付き合い方とは

大人の理想の付き合い方はどんなものでしょうか?
ここでは学生時代と社会人になってからではどこが違うのでしょうか。

お互いを支え合える関係

一緒に過ごして楽しい!という関係は高校生から学生時代まで。
社会人になれば仕事や増える人間関係でストレスが溜まるもの。
大人の恋愛では精神面を支え合えることが理想なんです。
相談はできても、本当にしんどい時に頼れるのは家族以外だと恋人だけ。
何かあっても話を聞いてくれるだけでもOKなんです。
支え合える関係を最終目標にしているのならお互を信頼することが大切です。
お付き合いを続けていく中で、相手のことをよく知りたくさんのことを乗り越えて信用されたら、次は信頼関係を築いていくことを目指しましょう。

程よい距離感で付き合う

若い時は「いつも一緒♡」とイチャイチャする甘酸っぱい恋愛をしていたと思います。
それも歳を重ねていき大人になると、付き合う距離感も大事になってきます。
生活の中心が恋愛よりも仕事メインになっていくので、恋人と過ごす時間、友人と過ごす時間、趣味を楽しむ時間をバランスよく確保する必要があります。
お互いのことをちゃんと理解していれば、どちらかが多忙でも浮気や別れの心配がなくなります。
社会人になってから、あまりにべったりな関係でいるのは本末転倒。
精神的にも窮屈ですし、恋人のことを常に気にし続ける恋愛は、ストレスしか生み出しません。




こんな付き合い方は大人じゃない

大人な付き合い方、大人の恋愛の仕方やきっかけについて解説してきました。
ここからは勘違いな大人の付き合い方を紹介します。

お互いにべったりな関係

コロナをきっかけに同棲するカップルも増えましたが、ずっと一緒にいて干渉するような生活は大人な恋愛、付き合い方とは言えません。
同棲してもお互いが成長できる関係性にあるのなら問題ありません。
しかし、どちらかが依存するような関係性は恋愛ではなくなります。
「なんとなく寂しいから一緒に住もう」「また何かあったら怖いから、ひとまず同棲しない?」という同棲のスタートを大人の付き合い方ではあまりしないですね。
また、相手にべったりな関係は大人として精神的に自立できていない証拠とも言えます。

些細なことで浮気を疑う

自分に自信もなく、相手との信頼関係もできていないと恋人からちょっと連絡がないだけで浮気を疑いはじめます。
大人になって仕事をはじめれば、同僚とお酒を飲んだり、取引先と接待に呼ばれることもあります。
そんなことさえも「浮気だ」と疑われたら溜まったもんじゃありません。
社会人同士の交際は精神的な余裕と信頼関係を築くところからはじまると言ってもいいでしょう。




まとめ

ただ好きなだけの感情での付き合いは、大人になるとしなくなることがほとんど。
お互いを思いやれるか、尊敬できるのかも重要になってきます。
社会人になると、学生時代よりも圧倒的に出会いの機会も少ないので、このような点で相手を見極め将来を見据えた恋愛に切り替わっていくのかもしれませんね。