「しっかりと睡眠をとっても疲れが取れない」
「肩こりがひどい」
このような症状に悩まされてはいませんか?
そんな時に効果的な疲労解消の方法のひとつが、デコルテのマッサージです。
自宅で簡単にセルフケアできるので試してみてはいかかでしょう。
デコルテマッサージで疲れがとれる理由
デコルテとは首や肩、鎖骨などの胸元周辺のことを呼びますが、この辺りには神経やリンパがたくさんあります。
普段重たい頭を支えているので、疲れが溜まりやい箇所です。
首や肩の筋肉が硬くなることでリンパや血液の流れが悪くなり、老廃物が溜まってしまい全身の疲れや免疫力の低下に繋がってしまいます。
デコルテのリンパの流れが悪くなると顔色がくすんだり、肌のハリがなくなったりもするので、さらに疲れた印象を与えてしまうことにもなってしまうでしょう。
そこで、毎日のスキンケアにデコルテマッサージを追加し、リンパと血液の循環を良くして体の疲れを解消してみてはいかがでしょうか。
自分で出来る簡単デコルテマッサージ
デコルテにあるリンパは比較的浅い部分にあるので、やさしくなでるようにマッサージすることが基本です。
グイグイと力を入れすぎると筋肉が硬くなってしまうので気をつけてください。
オイルやクリームを使いすべりを良くして行うことで、肌への負担がかからないようにするのがポイントです。
さらに、アロマオイルには血行を促進したり、リラックスさせるなどの効果も期待できます。
●デコルテマッサージ方法
- 鎖骨の上のくぼみを軽くゆっくりと中心から外へと押していきます。1回につき3秒、じんわりと力を加えてゆっくりと離すことを5回ほど繰り返します。 押すときにゆっくりと息を吐きながら行うことでリラックスした状態で行えますよ。
- 握りこぶしを使って首のリンパを流していきます。耳の付け根のから肩へ向かって、なでおろすようにおこないます。
- 指2本で鎖骨を挟むようにして内から外へ向けてリンパを流していきます。力を入れずに滑らせる程度で十分です。
- 脇の下の胸の付け根から鎖骨の下のくぼみにかけて、円を描くようにマッサージをして筋肉をほぐしていきます。鎖骨の下のくぼみには中府というツボがあるので、気持ちの良い程度に刺激をします。
- 最後に喉元から鎖骨の下、肩から首の順番でデコルテ全体を手のひらでなでましょう。
すべりが悪くなったらオイルを追加することを忘れずにしてくださいね。
さらに、指の腹で肩の付け根をぐっと押して広げるマッサージもオススメです。
肩の付け根と胸の筋肉がほぐれ、猫背を改善することがせきます。
姿勢が良くなることで深い呼吸がしやすくなり、全身の新陳代謝を高めることもに繋がりますよ。
優しくなでるだけなので最初は物足りないかもしれませんが、繰り返し続けていくことで効果があらわれていきます。
毎日の入浴時間などを利用して習慣にしていくと良いでしょう。