職場恋愛をしているけど周りに秘密にしているのがツラい、公表しようか迷っている、男女問わずそんな悩みを抱えている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
私は美容師アシスタントをしていた時に、職場の美容師の先輩と付き合っていたのですが、同僚にバレてしまったことから職場公認のカップルとして交際を続けていました。
別の記事で、当時の経験をもとに職場に交際をカミングアウトすることのデメリットについて述べさせ頂きました。
今回は、メリットについて詳しくご紹介したいと思います。
デメリットとメリットを確認していただき、実際に周りにカミングアウトした後どうなるかをイメージしてみて下さい。
職場恋愛をされている方、同じ美容師と付き合っている方などの参考になればと思います。
休みが合わせやすい
会社の代表含め、店長、職場のスタッフ全員に知られていたので、休みの日程を多少考慮してくれました。
これが非常にありがたかったです。
月に一度は2連休を取れる体制だったのですが、頼む前に店長の方から、一緒に休みを取るかの提案をよくしてもらっていました。
気を遣わせてしまっていたのだと思いますが、思う存分に甘えてしまっていました。
一般企業でしたら問題ありませんが、サービス業なので週末はありません。
お互いサービス業のカップルはそもそも休みを合わせるのが困難ですよね。
固定休のあるサロンはありがたいですが、すべてのサロンがそうとは限りません。
そんな中で、交際を知られていることで通常よりも多く一緒の休みをもらえたように思います。
私の場合、店長や他の熟練スタッフが寛容な方たちばかりだったので、ラッキーだったと思います。
ですが、特にサービス業の方は同僚に公表することでこうした計らいをしてもらえる可能性があることは確かです。
怪しい行動があれば教えてくれる
自分の目の届かないところでの彼氏の行動が心配なとき、誰よりも頼りになるのが女性の先輩です!
女性スタッフを味方につけて、彼の変化をすぐに教えてもらえるのはとても心強いですよね。
やはり美容サロンは全員が同じ休日ではないため、自分が休みの日に彼が出勤してることもあります。
彼が自分のいない時に他のスタッフとどう過ごしているのか、女性客への対応についてどうなのかという不安や気がかりは多少ありました。
浮気の心配とまではいかなくても、自分がいない時だけいつもと行動が違かったりするかもしれません。
自分では知りようがないことも、先輩スタッフや同僚から教えてもらうことは可能です。
そしてこの時に頼りになるのは絶対に女性だと思います。
男性よりも女性の方が男女間のささいな雰囲気の変化に気づけるからです。
職場での交友が深まる
職場に知れてからはオープンに行動していました。
例えば営業後にご飯に行く時であっても、毎回二人では面白くないので同僚や先輩を誘うことが多々ありました。
その結果もともとスタッフの仲は良かったのですが、以前にも増して交流が深まりました。
休日や長期休みのようなプライベートでも、BBQやキャンプをして遊ぶことが増えてとても楽しかったです。
大人数や2人以上のグループで過ごすことで、今まで知らなかった彼の良い面を知ることができました。
二人で出かけることが多くなりがちな時は新鮮ですし、なによりマンネリ防止にもなりました。
二人だけでひっそり付き合っていたままでは恐らく味わえなかったことだと思います。
社員旅行で得をする
なんと社員旅行の際に利用したホテルで、私と彼に二人部屋を割り振ってくれたのです。
会社の代表が粋な計らいをしてくださったのですが、本当に職場に恵まれていました。
他のスタッフはみんな同性同士で二人部屋だったのですが、せっかくならと社員旅行で最高のプレゼントをもらいました。
こちらも公表していたからこそありつけた棚からぼたもちです。
みんなが応援してくれる
交際を知る職場のスタッフみんなが、私たちの交際を応援してくれたことです。
デメリットで述べたような嫌な思いもありましたが、それと同時に周りが支えてくれた嬉しさがありました。
喧嘩した時や二人の様子が変だった時など、周りがそれとなくサポートしてくれたことで修復できた場面が多くあったと思います。
これがもし公表していなかったら、私も彼も一人で考えてイライラして、状況が余計悪くなる悪循環に陥っていたでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は職場に交際を公表した時のメリットについて、1つずつご紹介させて頂きました。
メリットとデメリットのどちらも振り返って考えてみて、私は公表して良かったと思いました。
結果的に、周りに知られたことで得られたことの方が多かったです。
私の職場や職業の場合のこともあるかと思いますので、絶賛カミングアウトを迷っているという方は、ご自身の職場の雰囲気や同僚などもしっかり考慮にいれて下さいね。
少しでも参考になれば幸いです。