毎日の中で丁寧なスキンケアを心がけているのに、「肌のくすみや黒ずみが一向に改善しない」と感じることもあるでしょう。
肌のくすみや黒ずみの原因はさまざまですが、毎日の食事に美容に良い食べ物をとり入れることで、気になる肌トラブルの改善を目指すこともできます。
ここでは、肌のくすみや黒ずみの原因を見ていきながら、これらの肌トラブルに効果的な食べ物をご紹介します。
目次
肌のくすみや黒ずみの原因
肌のくすみや黒ずみの原因として、加齢やストレスなどによる肌のターンオーバーの乱れなどがあげられます。
肌のターンオーバーが正常な状態であれば、一定のリズムで古い角質は垢となって剥がれていくので、肌の再生がスムーズに行われます。
しかし、ターンオーバーが乱れると、本来なら角質と共に外に排出されるはずのメラニン色素が、そのまま肌に留まることによって、肌がくすんでしまうことがあります。
また、角質が厚くなることで毛穴の奥に皮脂や汚れが詰まりやすくなったり、ニキビ跡が色素沈着を起こすことで肌が黒ずんだようになることがあります。
これらの肌トラブルの改善を目指すためには、肌のターンオーバーのリズムを整えながら、健康な肌のために必要な栄養をとることが大切です。
肌のくすみや黒ずみに効果的な食べ物とは?
肌の材料として欠かせない「たんぱく質」を含む食べ物
身体の約20%はたんぱく質からできていることから、健康なお肌をつくるためには良質なたんぱく質が欠かせません。
毎日の中で、丁寧にスキンケアをしたり、高価な美容液を使用していたとしても、肝心の肌の材料となるたんぱく質が不足していては、健康で美しいお肌を目指すことはできません。
たんぱく質を含む食べ物は、卵・魚介類・肉類・大豆などがあります。
肌の血行をサポートする「ビタミンE」を含む食べ物
肌のくすみや黒ずみの改善を目指す鍵となる、ターンオーバーを整えるためには、血行を促すことが大切です。
ビタミンEは血行を促すだけではなく、ターンオーバーをサポートしながら、加齢による肌の酸化の対策をとることができます。
ビタミンEを含む食べ物は、かぼちゃ・うなぎ・いわし・たらこなどがあります。
肌のメラニン色素に働きかける「ビタミンC」を含む食べ物
肌のくすみや黒ずみが気になる場合、肌のメラニン色素に働きかけることが大切です。
ビタミンCは、メラニン色素の生成を抑える働きがあるので、肌のくすみや黒ずみのケアをサポートしてくれます。
ビタミンCを含む食べ物は、レモン・いちご・ブロッコリー・赤ピーマンなどがあります。
肌のくすみや黒ずみの改善を目指すためには、その原因を知った上で効果的な対策をとることが大切です。
食べ物には、健康な肌を保つために必要な栄養が含まれています。
ご紹介した食べ物を食事にとり入れて、くすみや黒ずみのない美しい肌を目指してくださいね。