同棲をすることは結婚に1歩近づくことや、結婚を視野に入れた準備期間となります。
しかし、長い時間同棲を続けていると「本当にこの人でいいのだろうか」「今のままの方が楽なのでは?」と考えてしまうことも。
今回はさまざまな理由から結婚をしないで同棲を続けているカップルについて解説します。
無理に結婚しなくても、同棲のまま楽しく幸せに生活している人たちもたくさんいます。
結婚を迫られたり、将来を考えて悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
目次
同棲しても結婚しないカップルの事情
同棲生活が長く続くカップルにや同棲後に結婚せずに別れてしまうカップルにはどのような原因があるのか。
結婚をせず同棲を続けるカップルがずっと籍を入れずにいる理由を解説します。
最初から結婚願望がない
結婚願望がなくても、家賃や生活費を安く上げたいという理由から同棲するカップルもいます。
一緒に生活する上でかかる費用を2人で負担することで、1人で生活していた時よりも経済的にも楽になります。
同棲をはじめたカップルが必ず結婚を見据えて一緒に住むとは限らないのです。
結婚にメリットを感じられない
同棲生活をはじめてから、お互いに結婚にたいしてメリットを感じられなくなることもあるそうです。
結婚をすれば、多くの女性は苗字が変わりますよね。
さらに、同棲していた時以上に女性の方が「家事の負担が増えるのでは?」という懸念を持つもです。
また仕事によっては女性が苗字を変えるとデメリットになることもありますから、そう考えると結婚するよりも、同棲のままの方が都合がよくなってしまい結婚が流れてしまうことも。
結婚をすればお互いの両親とも関わることになり、それが面倒に感じられると同棲のままで過ごすことを選ぶカップルもいるのです。
子供を欲しいと思っていないから
結婚をしたら、友人や親族から「子供はまだなの?」とプレッシャーをかけられますよね。
子供をすぐに産む予定がない、子供を望んでいないカップルにとってみればいい迷惑。
周りから子供の予定をしつこく聞かれてストレスになるくらいなら、結婚せずに2人で暮らしていけばいいという考えになるのでしょう。
結婚後の不倫が怖いから
同棲中に恋人のどちらかが浮気をしたことがある場合です。
恋人同士ならすぐに別れることができます。
どちらが家を出ればいいので、引っ越しなどの費用がかかるだけですみます。
しかし、結婚をしてしまうと不倫をした場合、慰謝料請求や離婚の手続きで精神的もしんどくなり、裁判等で泥沼化することも。
恋人にいくら結婚を持ち掛けても、過去の浮気から不倫の疑いをかけられてしまってるなら、ずっと同棲になるでしょう。
親が結婚に反対しているから
カップルにもよりますが、両家に祝福されて結婚したいと考えている場合、どちらかか両方の親から結婚を反対されるとそのまま同棲を続けることもあります。
嫁姑問題も結婚すれば必ず出てきます。
同棲と違って結婚は両家の親戚とも付き合いが出てきますので、結婚を納得してくれるまでは同棲続けるカップルもいるのです。
同棲から結婚する理想条件
もし、同棲から結婚をするとしたら、どんなタイミングや条件で行うのか。
現在、結婚をせず長く同棲を続けているカップルの意見を参考にまとめてみました。
親や周囲が生活に口を出してこない
「彼女が研究者なので、結婚して苗字を変えると不都合があるんです。彼女にはキャリアを積んで研究を続けてほしいので、ずっと同棲を続けています」
「結婚をすると、親や友人が口出しをしてきてしんどそうにしている友人を見て、結婚するメリットを感じられなくなりました」
周囲からの干渉は結婚する気を失くさせる大きな原因となるようです。
幸せそうなカップルの生活に口出しをしすぎると、結婚が面倒に感じられて同棲のまま暮らそうと考えてしまうのかもしれません。
結婚しても今の関係を維持できること
「結婚しても今と同じように家事も生活費も折半できればする」
「同棲から急に変わって、家事を全部女性任せにする旦那さんがいてびっくりしました。婚姻届け出しても変わらない関係が続くのなら結婚します」
婚姻届けを出して正式に夫婦となった時に変わってしまう人が多いようです。
それまで生活費はお互いに負担しあっていたのに、急に彼に全部任せたり、家事を彼が一切しなくなってしまったり・・・。
同棲中は良いところを見せ続けて、結婚して安心した途端に素を見せるということでしょう。
このような変化を恐れて、結婚に踏み切れないカップルもたくさんいます。
結婚しても良好な関係を維持したいですね。
まとめ
恋人と暮らす同棲と結婚に近いことですが、全てのカップルが同棲をしたら結婚をするというわけではありません。
あえて結婚をせずに同棲生活を続けるカップルもいれば、結婚をしてゴールインするカップルもいます。
同棲でも結婚でも、どちらであっても幸せな2人であり続けたいですね。