国際結婚よく言われることあるある

日本でもよく見かけるようになってきた国際夫婦。しかし、まだ日本人同士の夫婦が圧倒的に多く、国際結婚するといろんな質問攻めにあうことも事実。
たしかにその方にとっては未知なことだらけの国際夫婦ですが、聞かれる方は毎回同じ質問をされるので返答ももう用意している人も多いはず。
今回はそんな耳にタコができるくらい聞かれる質問集をご紹介します。

どうやって知り合ったの?

誰しもが気になる「馴れ初め」。特に国籍が違う二人がどうやって知り合ったのか気になる人は多いとを思います。
案外友達の紹介であったり、ネットで知り合ったなどよくある出会い方なカップルが多いですが、中には旅行中に出会ったり、学生時代のホームステイ先で出会った人たちなど国際結婚ならではの出会いをした夫婦もいらっしゃいます。
ただ、初対面の人には必ず聞かれるこの質問。
全部話すと長くなるので、だいたい3回目くらいから出会った経緯はどんどん要約するようになります。

子供は絶対かわいいよね、何語で育てるの?

生まれてくる子供はみんなかわいいと思います。
私も国際結婚しているのでよくこの質問は聞かれますが、なんせまだ子供がいないので何とも言えないのが本音です。
自分がこう育てたいと思っていても子供も一人の人間ですので、その子の性格や得意不得意にもよるとは思います。
ただこの質問を興味本位で聞いてくる人はまだいいのですが、たまにこの質問の返答について文句を言ってくる人がいますが、子供や言語の教育方針は家庭それぞれだとおもうので、そこはそっとしてほしいです・・・。

家では何食べるの?

国際結婚している家庭での食事が気になる方が多いとは思いますが、案外普通に日本食だったりします。
食卓に「肉じゃが」や「おでん」などが並ぶのは当たり前。
特に日本に住んでいる方々だと日本食に慣れている方も多いのであまり食に関しては一般的な日本人同士の夫婦の家庭とほぼ変わらないように思えます。
ただ海外に住んでいる国際夫婦だと日本食は食材が手に入りにくかったり、パートナーにとって馴染みがなかったりするので、そこまで頻繁に日本食を食べないかもしれません。

会話は何語でするの?

母国語が違う者同士一体何語でコミュニケーションをとっているだろうと気になる方は多いですよね。
これはその夫婦が住んでいる場所やそれぞれの語学力によって変わってきます。
付き合いたての時は英語で話していたけど、それぞれの母国語を勉強して結婚するときには2つの言語で会話をする夫婦もいれば、日本語で会話をする夫婦もいたり、子供ができたタイミングで家では英会話を徹底している夫婦もいたりします。
夫婦によって何語で会話するのかは本当にそれぞれ違いますが、言語はコミュニケーションを円滑にするためのツールなので通じればいいやとたまに言語が混じってしまう時もあります。

パートナーの容姿を褒められる

「旦那さんイケメンだね!」「奥さん凄い美人だね!」と国際結婚している方はよく言われるのではないでしょうか。
本人がいる前でそれを言われると「そんなことないですよ~」と、なぜか何も言われていない日本人パートナーが謙遜してしまう事があるのですが、国の文化が違えばちょっとした喧嘩の原因になってしまうことも。
海外では夫や妻の事を他の人に褒める文化であるところが多く、日本人の謙遜してしまう態度というのはあまり理解されません。
ですので、私はパートナーを褒められる時は「ありがとう!」と答えています。

将来どこに住むの?

パートナーのどちらか、もしくは両方の母国から離れて住む可能性が高い国際結婚。
たしかに今は日本に住んでいるけど、子供ができたり自身の語学の向上などを考えると将来どこで住んでいくのかはまだ分からない夫婦は多いと思います。
そして今回コロナが流行ったおかげでテレワークの仕事が増え、それなら世界中どこにいても仕事ができるようになる可能性もでてきましたよね。
オンライン授業なども増え始めたりすると、その国にいなくても受講できる環境ができるので、コロナがあってこの質問には「本当にどうなるかわからない」というのが一番しっくりくる答えだと私は思っています。

まとめ

国際夫婦というのは日本だけではなく、どこに住んでいても質問攻めにされます。
私も配偶者がフランス人ですので、フランスの田舎に行くと日本について、私たちについて、日本人についてなどさまざまな質問を受けるのでそのたびに質問に応えています。人によってはあまり質問されるのが好きではない方もいるかもしれません。
近頃日本でも「いつ頃子供がほしいのか?」などの質問はタブー化されてきたので、たとえば子供の事や教育の事などは初対面の方にはできるだけ配慮したほうがいいかもしれません。
ただ、聞いてくれる方には私はできる限り質問に応えて、少しでもパートナーの国の事、日本という国に事を知ってもらえればなと思っています。