肌老化の原因は紫外線と乾燥!正しいケアを知ろう

年齢を重ねるにつれて、お肌のうるおいが無くなり、鏡を見るとため息が出てしまうこともありますよね。
肌老化を防ぐには日常の食事や生活習慣が大切ですが、今回は大きな原因である『乾燥』と『紫外線』について掘り下げていきたいと思います。

 

乾燥と紫外線が肌老化の原因? 

肌老化の原因の多くは、『乾燥』と『紫外線』と言われています。
女性は、20歳を過ぎた頃から、女性ホルモンが徐々に減少していきます。それにともない皮脂分泌量が低下すると、皮膚表面から水分が蒸発していくのを防ぐことができず、お肌が乾燥してしまいます。

また、お肌が乾燥すると、コラーゲンやヒアルロン酸などを補給する『線維芽細胞』の働きが鈍くなるのです。それが原因で皮膚のうるおいや弾力が失われ、細かいシワが目立ってきてしまいます。こうして、乾燥が肌老化につながってしまうのです。

紫外線は細胞にダメージを与えます。ある程度は紫外線対策によって防ぐことができますが、長い間紫外線に当たり続けると、コラーゲンを壊す遺伝子が増えてしまいます。コラーゲンの修復が間に合わないと、お肌は大きなダメージを受けるのです。それが、紫外線による肌老化です。

 

乾燥対策は?

お肌が乾燥することで肌老化を進行させてしまいます。
正しい対策で、うるおいを保つことのできるみずみずしく刺激に負けないお肌に生まれ変わりましょう。

 

正しい洗顔

ポイントは、お肌にとって負担になるような汚れはしっかり落とし、うるおいは残してあげることです。油分を落とす界面活性剤が含まれている洗顔料やクレンジングは、保湿成分も一緒に落としてしまい、乾燥をまねくので避けましょう。

また、摩擦を与えないように優しくお肌にのせて、洗い流す際の刺激にも注意します。長時間、洗顔料をお肌にのせていると負担になるため、1分以内に洗い流せるとよいでしょう。

 

うるおいを守るスキンケア

洗顔後のケアは時間との勝負です。お肌から水分が蒸発する前に急いで化粧水をつけましょう。この時、一度にたくさんの量を使うのではなく、少量の化粧水を何度もつける方が浸透してくれます。

また、化粧水は手でつけてあげましょう。コットンよりもお肌になじみやすく、お肌への刺激もありません。化粧水の後は、クリームやオイルでしっかりとふたをすることが大切です。積極的に保湿効果の高いスキンケア商品を選んでも、つけるタイミングで乾燥を招いてしまうことがあるので、順番も重要です。

 

効果的な食べ物

お肌はたんぱく質で作られています。

肉・魚・卵・大豆・乳製品

など、良質なたんぱく質をとるとよいでしょう。特に大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをしてくれるので、より効果が期待できます。スーパーなどで購入できる、豆乳ジュースは飲みやすくて簡単にイソフラボンが摂取できるので助かりますね。

 

ダメージ後のアフターケアは?

日焼けしたお肌は軽いやけど状態なので、まずは冷やしてあげましょう。
紫外線を浴びていると、お肌から水分がどんどん蒸発して、乾燥状態になってしまいます。その紫外線による乾燥が肌老化につながり、肌トラブルの悪循環を引き起こす原因となるので、日焼けを感じたら少しでも早く対処するようにしましょう。

そして、冷やし終えたらしっかりと保湿をします。美白化粧水は、日焼け直後のお肌には刺激は強すぎることもあるので、注意が必要です。いつもの2~3倍の量を、ゆっくりとハンドプレスしながらたっぷりなじませます。その後は水分を逃がさないように、いつもの手順でクリームやオイルを忘れないでくださいね。

いかがでしたか?お肌もカラダの大切な一部です。そして一生付き合っていかねばならない、替えのない大切な存在です。規則正しい生活習慣を心がけてあげることも重要ですが、スキンケア方法を見直してみるだけでも、紫外線に負けないうるおいのある強いお肌に生まれ変わることができるのではないでしょうか。肌老化を進行させないためにも、今日から始められるケアをぜひ試してみてくださいね。