つけまつげに、カラーコンタクト、唇はたっぷりのグロスでつやつやにしていた20代前半のメイクをまだ続けていませんか?
アラサーが目指すべきメイクは、派手すぎず地味すぎない、品とかわいさのあるメイクです。
今回はベースメイクを中心に、アラサーのメイク術をご紹介します。
ベースメイクは透明感が命
陶器のようなマット肌をつくるベースメイクは、もう古いです。白くて透き通ったようなツヤのある肌を目指しましょう。
- 化粧下地まず、化粧下地を顔全体に薄くのばします。のばしたら、ティッシュを顔全体に軽く押し当てます。
- ファンデーション次に、ファンデーションです。
ファンデーションは肌よりワントーン明るい色を選ぶようにしましょう。
ファンデーションには、クリームファンデーション、リキッドファンデーション、パウダーファンデーションなどの種類があり、特徴もそれぞれ違います。
透明感を出すにはリキッドやクリームがオススメです。
少量のリキッドやクリームファンデーションを顔の中心から外側へとぼかすように塗ります。
リキッドファンデーションならスポンジで、クリームファンデーションなら専用の筆を使い、肌に馴染ませていきましょう。
ポイントは薄くのばして塗ることです。
塗りすぎると、透明感どころか厚塗りになり老け顔になってしまいますから、注意しましょう。
最後にティッシュを顔全体に軽く押し当てます。
パウダーファンデーションの場合は、化粧下地の上から、顔全体を撫でるように筆でファンデーションをのせていきます。
スポンジではなく筆を使うことで、余分なファンデーションが顔につくことを防ぎます。 - ルースパウダーリキッドやクリームファンデーションの仕上げには、お粉を使います。
ラメやパールが入っていているものがオススメです。
肌のトーンをアップさせ透明感や光沢感を与えてくれます。
ルースパウダー重ねることで、化粧持ちも良くなります。
塗りすぎは禁物です。
逆効果になってしまうので注意しましょう。
パフやブラシについた余分な粉は、落としてからお肌につけるようにしましょう。 - ハイライト透明感のある肌を作るのに忘れてはいけないアイテムが、ハイライトです。
ハイライトにもパウダー状のものやクリーム状のものがあります。オススメはクリームタイプのハイライトです。
「目尻の上瞼・目尻と頬骨の間・鼻筋・人中」この4箇所にポイントをつけるように軽くハイライトをいれていきます。
立体感が出て、透明感のある肌に仕上がります。
ふんわりとした自然なブラウン眉毛
眉毛の形を整えるために、眉毛を短くカットしたり、細い眉毛の形に剃るのはやめましょう。
目指すは、ナチュラルなブラウン眉毛です。
まず、眉毛の色を髪の色よりやや明るめにしましょう。眉毛を脱色するのもいいですが、お手軽な眉毛マスカラがオススメです。
眉毛が短い人はマスカラがうまく眉毛につかないので、ある程度眉毛を伸ばしましょう。
大人チークはオレンジ
可愛らしい雰囲気から、少し大人っぽくシフトチェンジするのにオレンジはもってこいのカラーです。
オレンジチークは健康的で明るい大人の女性を演出してくれます。
オレンジのチークを大きめのチークブラシで目幅より内側に入れてみましょう。
少しパール感のあるチークを選ぶと、品のあるツヤ肌になりますよ。
また、眉毛にも少しのせてあげることで、メイクに統一感が出ます。
主張しすぎない艶やかな唇
リップが主役といったような極端なカラーは、そろそろ卒業です。
アラサーが目指すは、健康的で色っぽい血色リップです。
「少し明るめ」「少し濃いめ」くらいのカラーのリップを選びましょう。
肌を綺麗に見せてくれます。
また、テッカテカにグロスを塗るのもやめましょう。
下唇の中心に軽くのせて、唇で馴染ませるぐらいの方が色っぽくて自然な唇になります。
アイメイクはワンカラーで統一
真っ黒アイライナーでしっかり引いたアイライン。
囲みラインにつけまつげ、不自然なカラーコンタクト。
これらは、全て封印し、ナチュラルを心がけましょう。
自然に見せるのがアラサーのアイメイクです。
ダマになるぐらいマスカラを塗るのは厳禁です。
ナチュラルに仕上げる為に、上まつげにも下まつげにも、1本1本にマスカラを塗っていきましょう。
マスカラにも色々とタイプがあります。
オススメは、セパレートタイプのマスカラかロングマスカラです。
アイライナーはブラウンがマスト。
ブラックは強いイメージになりがちなので避けてください。
ブラウンを使うことで、優しく柔らかい印象を与えることができます。
また、ブラウンは目を自然に大きく見せてくれるカラーなのです。
そして、アイシャドウはパールの入ったベージュ系やブラウン系がオススメです。
アイライナーの色とうまく合わせることで、こなれ感のあるおしゃれな目元を演出してくれます。
グラデーションなどにせず、一色でアイメイクを完成させると、大人っぽく仕上がりますよ。
最後に
若作りをするよりも、年相応を心掛けることで女性はより輝きます。
我を知ることこそ、美しさを保つ秘訣なのではないでしょうか。
自分に合った形、自分に似合う色、自分の好きな香り。
少しの変化で、20代の頃よりも、より輝ける30代になりますよ。