美容には関心があるけれど、高額な美容器具や高級化粧品にはなかなか手が出ないという方も多いでしょう。
そんな方におすすめなのが、最近話題の「つまみ美容法」です。
これは、皮膚をつまむだけで肌の老化やトラブルを防止できる、簡単で効果も絶大な美容法として人気を集めています。
もちろんつまむだけなので、費用はまったくかかりません。
今回はこんなつまみ美容法とその方法をご紹介します。
つまみ美容法とは?
つまみ美容法は、言葉通り本当に肌をつまむだけです。
なぜつまむことによって美容効果があるのか、疑問に思われることもあるでしょう。
人間の皮膚の下には血液やリンパの流れがありますが、皮膚をつまんで刺激を与えると、この下に流れている血流やリンパの流れが良くなるのです。
このことによって代謝が上がるので肌つやがよくなる、しわ解消効果が期待できるのです。
これは、むくみ取りのリンパマッサージなどと似た仕組みです。
つまみ美容法はいつでもどこでも実践できることや、費用もまったくかからないことなどもあってあらゆる世代から支持を受けています。
つまみ美容法の実践方法
具体的にこのつまみ美容法をどのように実践すれば良いのでしょうか。
まず、気をつける点としては力を入れてつねってはいけないということです。
「つねる」と「つまむ」は違うということを意識しましょう。
皮膚をつまむときは、親指と人差し指を使います。このとき指の間を0.5~1㎝くらい開けて、優しくつまみましょう。
指と指の間に皮膚が丸い形で山型になるようにします。
真ん中の皮膚の形が三角形になっていると力が入りすぎているので、注意しましょう。
1~2秒かけてゆっくりとつまんで、離すときも1~2秒かけてゆっくりと戻しましょう。
全身にも使えるつまみ美容法
つまみ美容法は、顔や全身に使えます。
顔なら、目元のくすみやクマ対策にも役立ちますよ。
この場合、アイホールの上を目頭から目尻に向かってやさしくつまみ、クマになりやすい涙袋の部分も目頭から目尻の方向へつまんでください。
むくみも解消され、視力アップも期待できると言われています。
ただ、目の周りの皮膚はデリケートなので、清潔な手で力を入れすぎないことに注意が必要です。
肌全体のくすみを解消するには、頬を刺激します。
このとき、頬の広い範囲を内側から外側まで細かくつまんでいきます。
さらに、ほうれい線対策も可能です。
この場合は、ほうれい線に沿って、口元から小鼻のわきにかけて細かくつまみます。
つまみながらシワを伸ばすことを意識し、シワに対して垂直方向につまむようにしましょう。
足をつまむ場合は、足の指から足の甲、ふくらはぎとすね、太腿、お尻の皮膚を順につまんでいきます。
手や腕にする場合は、指先から手の甲、腕の順に皮膚をつまんでいきます。
つまみ美容法は入浴中に行うと効果的と言われているため、ぜひ一度バスタイムに試してみてくださいね!