朝起きた時に、自分の息のニオイが気になってしまったことはありませんか? 特に家族や恋人と一緒に寝ている時は「引かれそうで心配」と思うものですよね。朝の息は1日の中で最もニオイが強いと言われています! すがすがしく目覚めるためにも、口臭対策をしておきたいですね。
というわけで今回は「朝の口臭の原因と予防方法」をご紹介します!
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朝起きた時、口臭があるのはなぜ?!
「娘に『ママのお口くさい!』と言われて以来、寝起きの息のにおいが気になっています。起きてすぐに歯磨きをするようにしていますが、隣で家族が寝ているので寝起きすぐの口臭を軽減したい」(30代・女性)
「彼氏の部屋に泊まりに行った朝、お目覚めのキスをしようとしたら、パッと顔を遠ざけられて避けられました。寝起きの息が臭かったと思うと恥ずかしすぎます」(28歳・女性)
目覚めた時に自分の息のニオイが気になるという方は非常に多いですよね! どうして寝起きの息は強いニオイがするのでしょうか?? 口臭の大きな原因として挙げられているのが「唾液の分泌が少ないこと」です。起きている時は、口の中は唾液が分泌されていて、細菌を洗い流しています。ですが、寝ている時は唾液の分泌量が減ってしまうので、細菌が繁殖しやすい環境になっているのです!
起きている時は、飲食・会話や表情の変化で唾液は分泌されていきますが……寝ている時は刺激が少ないので、唾液の分泌が極端に少なくなるというわけなのです。では、どうすれば寝起きの口臭を予防できるのでしょうか? ポイントは、口内の細菌を減らすこと、口内を乾燥させないことの2つです!
口臭予防方法1:就寝前の歯磨きは念入りに!
寝起きの口臭を予防するためには、口内の細菌を寝る前に減らしておくことが大切だと言われています! 鏡を見ながら、歯と歯の間、奥歯、舌の上もしっかりと磨いておきましょう。歯磨きだけでは十分に磨けないので、歯間ブラシ、フロス、舌ブラシなども使用しておくのがオススメです!
口臭予防方法2:マウスウォッシュで殺菌!
歯磨きをしっかりとした後は、細菌・抗菌作用のあるマウスウォッシュを使って、口内の細菌を減らすことも大切です。毎日の就寝前に行うことで、口内環境を清潔に保てるようになり、口臭の予防に役立ちます!
口臭予防方法3:口を開けて寝ないようにする!
朝起きた時に口の中がカラカラに乾いていることはありませんか? それは口を開けて寝ている証拠です! 口を開けて口呼吸をしていると、口内の唾液が乾いてしまうので細菌が発生しやすく、口臭も強くなりがちです。無意識に開けてしまうものなので、気になる方は市販の「いびき防止テープ」を使用するのもオススメです!
口臭予防方法4:寝る前にしっかり水分補給を!
口臭を予防してくれる唾液は、体内の水分から作られています。就寝時は500ml程度の水分を失われるとされているので、体内の水分が少ないと唾液の量も減ってしまいます。寝る前にはコップ1杯程度の水を補給して、体内の水分量を保つようにしたいですね!
口臭予防方法5:歯科医院の定期検診に通う!
歯磨きなどのセルフケアだけでは、完璧に磨くことは難しいものです! 歯科医院に定期的に通うことで、歯と歯の間の汚れや歯石を落としてもらうことで細菌を減らすことができます。虫歯や歯周病も進行も強い口臭の原因になりますので、定期検診でケアをしておくことも大切なポイントですね!
普段のケアを見直して爽やかな息に!
寝ている時にできるだけ唾液を分泌させる、細菌が発生しにくい環境を作るために口内を清潔に保つ。この2つのポイントを意識するだけで、口臭は軽減すると言われています。寝ている時だけではなく、普段から起きている時に「口呼吸」をしないように意識することも重要だそうです! 普段のオーラルケアを見直して、寝起きの息を爽やかなものに変えていきましょう!