狭い部屋でも広く見せる方法がある!8つのコツで広さを感じる空間に

狭い部屋は家具に囲まれて窮屈に感じませんか?例えば1Kや1DKにテーブル、ベッド、収納ボックスなどを置くとスペースはほとんど残らないですよね。部屋が狭いことを理由に、好みのインテリアを諦めている方もいるでしょう。

実は広く見せるテクニックがあり、コツをおさえるとゆとりを感じる空間になります。空間を利用した方法で広さを感じる部屋にしましょう。




狭い部屋を広く見せるコツは8つ


狭い部屋は視覚効果を利用すると広く見せることができます。部屋全体の色、壁紙やカーテンのデザイン、床の見せ方などを工夫しましょう。8つのコツをおさえると広さを感じる空間になりますよ。

狭い部屋を広く見せる色は膨張色

狭い部屋に最も向いている色は白、ベージュ、アイボリーなどの膨脹色です。部屋を広く見せる効果があるため、できればインテリア全体を膨張色でまとめましょう。

色が欲しい時は黄緑、緑、紫などの中性色、水色などの寒色が向いています。例えば紫色は暗い色や薄い色がありますよね。

暗い色は圧迫感があり狭く感じるため薄い色を選ぶのがコツです。また、部屋全体のベースカラーを膨脹色にして、クッションやソファーなどをポイント使いすると、広く見せることができます。

暖色や黒も膨張色をメインにして広く見せる

赤、だいだい、黄色などの暖色は進出色、黒やグレーは収縮色で部屋を狭く見せます。暖色と収縮色は狭い部屋におすすめしませんが、華やかな部屋、モダンな部屋にしたい方もいるでしょう。

広く見せるコツは中間色と同じ考え方です。例えば白を90%、赤や黒は10%など、膨脹色を多めにしたインテリアを意識しましょう。

狭い部屋は壁紙とカーテンは柄で広く見せる

薄い色の小柄、ボーダー、ストライプの壁紙やカーテンは、狭い部屋を広く見せることができます。薄い色も小柄は主張し過ぎないのがポイントです。狭い部屋でも圧迫感が少なくインテリアと馴染みやすいため、広く見せることができます。

ボーダーは横に広く見せる効果があり、ストライプは縦に広く見せるのが特徴です。ただし、線が細くてコントラストが強くないものを選びましょう。太線や色のコントラストがハッキリしていると、目立ち過ぎて窮屈感が増すからです。

壁紙は部屋の1面のみ貼り、他の面は膨張色などの無地を貼りましょう。全面に貼ると圧迫感があり狭く見えます。

壁を見せるインテリアで狭い部屋を広く見せる

狭い部屋は壁の面積を増やすのも広く見せるコツです。例えば背丈が低い家具は上部の壁に余白できて、背面版や側板のない棚は壁を見せる収納ができます。

背面版や側板のない棚は一部だけ本を置いたり、残りは小物を飾るなどして壁を見せましょう。壁の面積を多く残すと空間に奥行きがでて、スッキリした部屋に見えますよ。

狭い部屋は床の面積を多く残して広く見せる

狭い部屋を広く見せるなら床面積も重要で、家具などを置いた時に1/3以上残すのが理想です。家具の数は少ないに越したことはありませんが、難しい方もいますよね。

床面積を多く残すことができない場合は、細いタイプの脚付き家具を選びましょう。脚付き家具は床を見せることができるため、圧迫感を解消することができます。

また、ガラスを使った家具も広く見せる効果があり、狭い部屋にはピッタリです。一押しは細いタイプの脚付きでガラス製の家具です。抜け感のある空間が部屋を広く見せてくれます。

狭い部屋こそ鏡を置く!奥行き増しで広く見せる

鏡を使ったテクニックは王道で、床に置いたり壁にかけて狭い部屋を広く見せましょう。鏡を設置すると部屋に奥行きができます。基本的に鏡は好きな場所に複数設置してかまいません。

より効果的に広く見せるなら窓、玄関、照明、階段、植物などが写り込む場所に設置しましょう。視覚効果がアップして空間が広がります。サイズはできれば大きいタイプにして、写り込む面積を増やす方法もおすすめです。

狭い部屋を広く見せるならシーリングライトを

狭い部屋のメイン照明はシーリングライトで、空間に奥行きをだしましょう。シーリングライトは天井に密着して出っ張りが少ない分、圧迫感がありません。

部屋全体を照らして壁に反射するのが特徴で、明るく広い部屋に見えます。デザイン性に富んだタイプもあり、おしゃれな部屋を演出できますよ。

シャンデリアやペンダントライトなどの吊り下げ照明も素敵ですが、視界に入りやすいのが難点です。空間を遮り圧迫感を感じやすいため狭い部屋には向いていません。

間接照明の複数使いで狭い部屋を広く見せる

狭い部屋は間接照明もプラスして立体的な空間を作りましょう。スポットライトやダウンライトなどを複数設置すると、部屋に陰影ができて奥行きのある空間になります。

部屋を広く見せる照明テクニックは家具を照らすように設置したり、入り口、壁、天井などを照らして奥行きをだしましょう。




まとめ


狭い部屋は視覚効果を利用すると、実際よりも広く感じる空間になります。家具、壁紙、カーテンを膨張色にするだけでも、圧迫感を軽減することができますよ。狭い部屋でも広く見せる方法を実践して、快適に過ごせる空間にしましょう。