駆け落ちしたらどうなるの？メリットデメリットを解説します

駆け落ちって、普通にできるものではないので小説やドラマで見ると、とてもロマンチックなイメージがありませんか？
実際に駆け落ちをすることはできても、逃げた後はたくさんの困難が待ち受けているのです。
今回は今駆け落ちを考えている人向けに、駆け落ちのメリットデメリットや駆け落ちした後どうなってしまうのか解説します。
駆け落ちに関することを一挙にまとめてあるので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも駆け落ちとは

駆け落ちとは付き合うこと、結婚することを親に反対され最後の手段として一緒に逃げてしまうことを言います。
その後、親や友人の知らない土地で同棲生活をはじめることを駆け落ちといいます。
2人の交際や結婚が認められないのは、主に仕事や家柄、学歴などです。
昭和の時代の話と思う人もいるかと思いますが、今だにステータスを気にする親は一定数存在しています。

駆け落ちのメリットデメリット

強く好き同士でいる男女が一緒になるための最後の方法が駆け落ちですが、そこにはメリットとデメリットがあります。
ここでは駆け落ちのメリット、デメリットを解説します。

恋愛に口出しされなくなる

親は子供の付き合っている人が少なからず気になるもの。
大企業の社長令嬢や古くから歴史ある家の息子になると、結婚をしたい相手に口出しをしてくるのです。
自分の身の丈にあった相手を選ぶようにと、うるさく言われ交際している2人の意思などどうでもいいのです。
駆け落ちをすれば、親の干渉もなくなり、ずっと好きな人と一緒にいることができます。

この恋の真剣さを親に伝えることができる

親にとって子供はいつまでも子供です。そのため子供扱いしてくる親も多くいます。
「まだ子供なんだから」「子供だから分からないんだ」と自分の愛を否定され、辛くなってしまうことも。
駆け落ちをすれば、どれだけ自分が相手のことを愛しているのか、どれだけこの愛を真剣に考えているかを親に伝えることができます。

両親と絶縁状態になる

駆け落ちをするということは、2人のことを知らない場所へ逃げるということです。
そのため、両親やこれまで付き合いのあった友人とも絶縁になります。
元から友人が少ない、家庭が不仲ならあまり気にすることもないかもしれませんが、仲のいい家族や友人がいたのなら辛いかもしれません。
また絶縁をするということは、何かあっても親には頼ることができないということも意味しています。

駆け落ちしても別れない保証はない

親の反対を押し切って2人で幸せになりたいという強い気持ちからはじまる駆け落ち。
その時は気持ちが熱く、2人で他の土地へ逃げるでしょう。
しかし、駆け落ち成功後、3ヵ月～半年も経って落ち着いてきたころに別れる可能性が出てきます。
というのも、その間に経済状況を立て直すことに成功できればいいのですが、それができないとストレスから関係が悪くなり、別れてしまうケースがあります。
駆け落ちの中で1番あってほしくないパターンですが、別れてしまうかもしれないことは頭に入れておきましょう。

駆け落ちをして結婚までする割合は?

実際に駆け落ちをして結婚する割合は約1割～3割と言われています。
余程の強い意志があり、生活苦を一緒に乗り越えられる相手でなければ結婚まで辿り着くことが少ないのです。
2人の絆の強さが試されるのは駆け落ち後なので、環境が変わり経済的にしんどくなり、そのストレスで別れてしまうカップルは多いと言われています。

駆け落ちをする時の注意点

親に認めてもらえないから、早く駆け落ちしたいと考える人もいると思いますが、駆け落ちをするのなら計画的に行うことが重要です。
その中には注意点もいくつかあるのでお伝えします。
本気で駆け落ちしたい人は参考にしてみてください。

生活苦になることを考えておく

駆け落ちをした人のほとんどは、1度仕事を辞め新しい土地で再就職します。
そのため暫くは収入がゼロになってしまうのです。
勢いで駆け落ちをすると、知らない土地で生活が苦しくなりますから、駆け落ち前にどのくらい生活費が必要になるのか計算しておきましょう。
貯金をしてから駆け落ちすることで、新しい土地でも暫くはお金の心配をせずに生活ができます。

何があっても親に頼らない

親や周囲と絶縁してまで気持ちを貫くのなら、困ったことがあっても親に頼らないことです。
仕事が上手くいかない、なんとも言えない不安がつきまとってくることは当然のこと。
親やそれまで仲のよかった友人に頼りたくなるでしょうけど、そこは我慢して自分たちの力で解決しましょう。
メンタルが強くないと駆け落ち成功しないので、本当に逃げ出しても孤独や不安に耐えられるのかよく考えてから実行してください。

まとめ