イタリアには「その人が履いている靴は、その人の人格そのものを表すものである」という言葉があります。
靴で人となりがわかるといわれる靴は、大悦にすればするほど、自分に自身を与えてくれます。
毎日のお手入れで格段にきれいな靴を保てるので、ぜひ実践してみてください。
目次
▽すべての靴に共通するポイント
✔︎毎日同じ靴をはかない
できれば1日あけてはきましょう。靴を休憩させることで、いい状態を保つことができます。
✔︎乾燥させてから下駄箱にしまう
足の裏はあせをかきやすい部分です。1日のあせをしっかり乾燥させてからしまうことで、靴を清潔に保つことができます。
✔︎足をこすりあわせて脱がない
かかとをすりあわせて脱ぐかたも多いと思いますが、傷の原因になります。
できれば、手でかかとを外して脱ぐことをおすすめします。
▽種類別お手入れ方法
①スニーカー
スニーカーは、履く頻度が高く、汚れやすい靴です。長時間履くことも多く、匂いや雑菌も気になります。
毎日のケアで、きれいで清潔な状態を保ちましょう。
✔︎買ったらすぐに防水
どんなスニーカーでも購入したら防水スプレーをしましょう。
できれば、スプレー→乾く→スプレーと乾かしてスプレーを数回繰り返すと、より効果的です。
✔︎キャンパス地
靴紐やインソールは外してから洗います。ぬるま湯にこな石鹸(頑固な汚れには固形石鹸がおすすめ)をとかし、もみ洗いする。
目立つ汚れはブラッシングをして、よくすすいで乾燥させる。シューツリーや、靴用のハンガーを使用すると、形崩れを防げます。
ひどい泥汚れは、洗うまえに一度泥を乾燥させ、払い落としてから洗いましょう。
✔︎スウェード地
水洗いはできないので、着用したら、その日のうちに汚れをブラシで落としましょう。
仕上げにスウェードクリナーを使うと、スウェードのツヤを保つことができます。
②パンプス
仕事やデートで履く機会も多いパンプスは、汚れていたり傷ついていると、大きく印象を左右してしまいます。毎日のケアで、きれいな状態を保っておきたいですね。
✔︎ヒール交換はけずれる前に
歩くたびにコツコツ音がするとだらしない印象を与えてしまいます。
パンプスのヒールの先にあるゴム(トップリフト)は、こまめにチェックし、けずれてクギがみえる前に
交換しましょう。
✔︎合皮やレザーはプロの手でお直しを
傷がついたり、はがれたりしてしまったら、プロにお任せしましょう。
傷用のクリーナーもありますが、よりきれいな仕上がりを求めるなら、おまかせしたほうが満足できると思います。
③サンダル
夏場にはくサンダルは、汚れも菌も気になります。
しっかり洗って、清潔を保ちましょう。
✔︎汗と汚れを丁寧に落とす
タオルに弱酸性の洗剤をふくませて、よく絞ります。
汚れている部分や、汗のしみた部分をポンポンとやさしく叩くように洗います。
水分を含ませてしまうと、逆に雑菌が増えてしまうので注意しましょう。
また、色落ちする場合もあるので、事前に目立たないところを試し洗いしてから、お手入れしましょう。
▽快適な靴ライフのために
✔︎靴ずれ防止
せっかくお気に入りの靴でも、靴ずれすると痛みでモチベーションもさがってしまいます。
サイズ選びは自分にあったものを選びましょう。正しい姿勢で歩くことも、靴ずれを帽子できます。
✔︎雨の日の靴選び
今はおしゃれな長靴も発売されていますが、履く頻度が高くないので、購入を悩む人も多いのではないでしょうか。
ビニール素材のものを選んだり、撥水加工のされたスニーカーなどをチョイスすれば、普段使いも可能になります。使用後はしっかりと乾燥させてから下駄箱にしまいましょう。
まとめ
くつをきれいに保つことは、自分を大切にすることと同じです。
自分を大切にしているひとは魅力的にみえます。
毎日のケアで、より一層自分の魅力を輝かせてみてはいかがでしょうか。