国際恋愛に言語の壁はつきもの。お互いの母語や共通の言語でコミュニケーションをとるので、自分の言いたい事や相手の意見を１００％理解できないことも・・・。
今回はそんな国際恋愛のコミュニケーションあるあるをご紹介します。
言語によって性格が変わる
日本語、英語、フランス語、韓国語、中国語やその他の言語ができた背景にはその国の文化や歴史の背景がありますよね。
日本語であれば言いたいことをダイレクトではなく、少し遠回しで言いますが、英語圏やヨーロッパ圏の言語は率直に意見を言うのが普通とされています。
「日本語では言えないことも英語だったら言える」、「フランス語だとちょっと強気な言い方になるけど、日本語だと柔らかく相手に伝えることができる」等、言語を習得するうえで自然とその国での文化も学ぶことになるので、言語によって用途を使い分けることがあります。
相手の話し方に似てくる
「仲のいいカップルは顔が似てくる」とよく日本では言われていますが、同じく話し方や書き方もだんだんと似てきます。
ジェスチャーや話し方が似てくるだけではなく、日本語や使っている言語のイントネーションまで似てくることも・・・。
友達と話していて「その日本語の使い方変じゃない？」といわれることもしばしば。
パートナーの家族をメールのやり取りをしている時に「このメールの返し方お兄ちゃんと同じだね。」と言われたりします。
それだけお互いを理解しようとコミュニケーションをとっているという事にしておきましょう。
オリジナル言語ができる
「このコメディアンはむっちゃfunnyなんだよ！」「That’s impossibleでしょ？」よく２つ以上の言語でコミュニケーションをとっているカップルに見られるあるあるです。
相手もこの単語は分かっているからついつい使っていたり、日本語のあいまいな表現をそのまま使っていたら不思議な単語が出来上がったなど、いろいろあると思います。
二人の会話の中でそれぞれの言葉を完璧に話せるのもいい事ですが、まずお互いに知ることが大切なときは手っ取り早く出てくる単語を選んでしまうものです。
ただ、二人だけの会話だけならいいのですが、友達や職場などでうっかり使ってしまうことも。
その時に「What is “Deshou”？」（「でしょう」って何？）と聞かれてしまったら、穴があったら入りたい気持ちになりますよね。
相手の家族の話についていけない
パートナーとの会話には全く問題はないけど、いざ家族と会って話をするとなるとなかなかついていけない事が多くあります。
まずパートナーの母語を話せない時はずっと通訳をしてもらわないといけなくなり、だんだんお互い疲れてしまうことも。
海外、特にヨーロッパや欧米の文化だと、パートナーは結婚する、しない関わらずすぐに家族に紹介するのが普通なのでまだお互いの事を知る前に家族に会うことが多いです。
ですので、共通の言葉で会話できたり、パートナーの母語が理解できる場合でも、まだあまり家族との距離がある場合は会話のスピードに置いていかれそうになったり、違う年代の人とのジョークについていけなくなることもしばしば。
そして知らぬ間に分からなくても相槌だけはどんどんうまくなっていくことも。
日本人同士の恋愛でもそうですが、お互いの家族といざ対面となると、またいろんな意味で緊張しますよね。
分かったふりができなくなる
日本人同士の会話の中では相手が言ったことが分からなかったとしても、「聞き返したら悪いかな」と思って聞き返えさず、分かったふりをしてしまいますよね。
でも海外のほとんどの国ではその行動はあまりいいとおもわれません。
「分からないことは自分が理解するまで聞く」というスタンスの人がほとんどですが、逆に言えば「分からなかったほうが悪い」という事になってしまうこともあり、相手の言いたい事や説明している事はしっかりと耳を傾けます。
日本人として「分からない」というのは失礼に値すると思われがちですが、パートナーが日本人ではない場合その考えは取っ払ったほうがいいです。
思ったことはすぐ伝えるようになる
国際カップルの喧嘩の大きな要因の一つである「日本人の察する文化」。
海外出身の方とお付き合いしたばかりの日本人の方全員に言います。
この「察して文化」を今すぐどこかに置いてきてください。
残念ながら日本以外のほとんどの国の人はその文化が全く理解できません。
ですので、少しでも自分が思ったことはちゃんと伝える事がすごく大切になってきます。
あまり自分の意見を伝えるのが苦手な方が多いとは思いますが、どんどん伝えていく事でお互いをより知ることができ、またすぐ慣れることができます。
コミュニケーションの重要性
言語も文化も違う者同士の恋愛。
なかなか一筋縄ではいきませんが、言葉の壁を乗り越えて築き上げていく二人の関係はとても強い絆で結ばれていきます。
その中で出てくる国際恋愛のコミュニケーションのあるあるを紹介いたしました。
みなさんの参考になれば幸いです。
