出会いを求めてSNSや出会い系を使って日本だけでなく世界中の人と繋がり交流することができます。
そしてそこから恋人関係に発展することもあります。
今回お話するロマンス詐欺は、海外の人間がインターネットを使い日本人に接触し、恋人や婚約者のようになってお金をだまし取ったり、商品を買わせようとするものです。
ロマンス詐欺は日本人男性より、女性の方がハマりやすく、気が付いた時には手遅れになっていることも・・・。
外国人との恋愛に憧れ、甘い言葉をかけてきてくれた男性にうっとりしているうちに、騙されてしまうのです。
ロマンス詐欺とはどんな手口で行われてしまうので、どのように日本人女性をカモにしていくのか見てみましょう。
目次
ロマンス詐欺のきっかけになること
マッチングアプリではメッセージの交換をするまで、ロマンス詐欺の判断が難しいもの。
InstagramやFacebookから、見知らず外国人からいきなりメッセージや友達申請がきますが、ここで友達申請をOKしたりメッセージを返信してしまうと、そこからロマンス詐欺にハマってしまう可能性があります。
ロマンス詐欺に合いやすい人
それでは、ロマンス詐欺に合いやすい日本人とはどんな人か解説します。
恋愛経験が少ない
異性とお付き合いしたことがない、長く恋愛をしていない人はロマンス詐欺に合いやすいと言われています。
特に40代以降の人で独身の場合、結婚を急いでいると突然の外国人の甘いメッセージに乗っかってしまうことがあるそうです。
既婚者
結婚をして長く愛情表現を受けていないと、ストレートに愛の言葉を言ってくれる外国人にときめいてしまうのです。
女扱いされなくなってしまった既婚女性がロマンス詐欺にハマると、詐欺に合っていることすら気づかないこともあるので注意が必要。
ロマンス詐欺をしてくる人の特徴
詐欺をしてくる相手には、共通点があります。
マッチングアプリで出会いを見つけている人はぜひ参考にしてみてください。
モデルのような美男美女の写真を使う
ロマンス詐欺かどうかは、まず相手のプロフィール写真をチェックしましょう。
あまりにイケメンや美人だった場合は、雑誌などのブロマイドを使っている可能性があります。
マッチングアプリでロマンス詐欺がどうかを見極める方法は、いきなりビデオチャットをしてみることです。
ロマンス詐欺をしているなら、何かしら理由をつけて顔出しを拒否します。
顔を見せてくれない、声も聞かせてくれない、顔写メがプロフィールのものしかない場合は、詐欺をしてくるかもしれません。
知り合ってすぐに求愛してくる
ロマンス詐欺の典型的な方法として、知り合ってすぐに愛の言葉を囁いてきます。
「愛してる」「ずっと一緒にいたい」と日本人なら赤面してしまうような言葉を連発してくるのです。
そして、「ダーリン」や「ハニー」などと名前で呼ぶことがない場合も注意が必要。
詐欺を他でもやっていると、名前を間違えないようにしている可能性もあるので、気を付けてください。
ロマンス詐欺の主な手口
ここでは、ロマンス詐欺がよくやる手口を解説します。
結婚やプレゼントを口実にお金をだまし取る
典型的なのが、結婚をちらつかせ、金銭や商品を要求するものです。
「結婚のために貯めていた資金を取られてしまった」と助けてほしいという意味でお金の建て替えをお願いするケースもあります。
また「プレゼントを送ったけど、税関で止められた」という口実で罰金の立て替えを頼んでくることもありますが、このようなことは一切ないのです。
結婚するにしても、このような意味不明な理由でお金を要求してくる人は止めた方がいいでしょう。
自分や家族のアクシデントを理由にする
これも、ロマンス詐欺の典型例ですが、自分や家族の急な不幸を理由にお金を要求するケースもあります。
どんなに泣きつかれても、簡単にお金を渡さないようにしましょう。
もし、病院に入院しているのなら、「どこの病院で病室番号なのか」確認してみてください。
そこで、病院名や病名を具体的に教えてくれれば信ぴょう性もありますが、そうでなければ危険と判断できます。
ロマンス詐欺?と思ったら
相手とやりとりをしていて、「あれ?これって・・・」と思ったらこれからお伝えすることを実行してみてください。
相手の名前やSNSを検索する
ロマンス詐欺を疑ったのなら、相手の名前やプロフィール写真を検索してみましょう。
ヒットしたら、どんな人なのか確認してみてください。
これまで被害にあっている人が訴えていることを書き込んでいるものが見つけることもあります。
そして、プロフィール写真を検索するとが明らかに実在の人物の写真を流用してることが判明することもあります。
怪しいなと思ったら、プロフィール検索をしてみてください。
お金は絶対渡さない
基本的なことですが、お金は絶対に渡さないでください。
1度でも渡してしまうと、要求がエスカレートし、金額が雪だるま式に上がっていきます。
お金を貸してほしいと苦しそうにお願いしてくると、つい貸したくなる気持ちも分かりますが渡さないのが1番です。
詐欺に合ってしまったら警察へ
ロマンス詐欺に合ってしまったら、警察へ相談へしにいってください。
そして、商品を不当に購入してしまったら、証拠を持って消費者庁へ行きましょう。
泣き寝入りする前に、できるかぎりの手を尽くして取られてしまったお金を取り戻せるように動いてみてください。
まとめ
ロマンス詐欺は結婚したい気持ちや恋愛感情を利用した詐欺です。
日本人女性がターゲットにされやすいですが、男性も被害に合う可能性があります。
ロマンス詐欺の手口を知っておけば、詐欺の被害にあいにくくなりますよ。
詐欺師を見極めて素敵な相手と巡り合ってくださいね。